蓼食う虫も好き好き

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昆虫

相模原や高尾山などの身近な自然環境で見ることのできる虫たちを中心に実体験に基づいた採集方法やその虫の生態を紹介していきます。

ノコギリクワガタの顎の形を比較。大歯、中歯、少歯の違い。

ノコギリクワガタは赤いクワガタですよね。しかし顎がなんか小さい?変?と感じる方もいるかも知れません。今回の記事ではノコギリクワガタが持つ3角顎について学べます。水牛型以外にも色々ありますよ。

カブトムシ、クワガタの下見を冬に行うべき理由<薮漕ぎでいけない場所を冬の間に調べる>

カブクワ採集に向けて今から楽しみだなぁと夏を心待ちにしていませんか?冬場のうちから下見をしておけば種によっては大幅に捕まえやすくなります。冬に下見すべき理由を紹介します。

2025年版 カブトムシ、クワガタムシの捕まえ方まとめ

ブログ内の採集情報も増えすぎてしまい、情報の取りこぼしやどれを見たらいいのかわかりにくくなってきました。本記事では見るべき順番と流れを紹介し、この記事を中心として巡回できるようにしています。

7月のカブトムシ、クワガタ採集事情。猛暑と乾燥が影響を与える!

7月、世間的にもクワガタ採集が注目を集める時期です。採集を続けていると上旬中旬と下旬で大きな差があるように感じます。真夏の7月にクワガタやカブトムシを探すメリットとデメリットを見ていきましょう。

6月のクワガタ採集事情 平地で最もクワガタが見つかる時期

6月は知る人は皆採集する時期ですが、一般層には知られていない時期です。クワガタたちがピークを迎えている上に梅雨によって樹液がたくさん出ている理想的な時期です。メリット・デメリットを見てみましょう。

5月のカブトムシ、クワガタムシ採集。夏前にカブクワを探すメリット。

5月、カブクワの一部が捕まえやすい時期というとあまり虫を知らない人は驚くはずです。 今回の記事では5月に採集するメリット、デメリットを紹介し、どんな種類が狙えるのかなども紹介します。

小さいクワガタはゼリーを上げたら大きくなるの? ペットとしてのクワガタ

小さなクワガタを捕まえたら成長させようと思いますよね。しかしクワガタは捕まえたときの大きさから大きくなることはありません。今回は赤ちゃんクワガタや子供クワガタのような小さいクワガタへの疑問を紹介します。

樹液はなぜ出るのか?その理由と近年樹液性昆虫が増えている理由の考察

樹液がなぜ流れるのかはカブクワ採集をしていてもあまり気にしません。しかしつながりを持つ自然においてその理由を理解しておくことはカブクワの見つけやすさに繋がってきます。

クワガタってどこにいるの?山よりも川や近場の雑木林が初心者におススメの理由

クワガタを採集したいけれどもそもそもどこにいるのでしょうか?森があるところを連想して山に行くのはまだ危ないかもしれません。クワガタが見つかる条件を紹介し、どこにいるのか?を紹介します。

木に謎のこぶのような蓋ができている?その正体は樹木穿孔性害虫コウモリガ!

木に怪しげな蓋やコブができている場合にまず疑うべきなのがコウモリガの加害です。庭木では困りますが、自然界ではクワガタなどと関わりのあるとても重要な存在です。

カブトムシとクワガタの違いって何?姿以外の違いを色々紹介

カブトムシとクワガタの違いと聞かれれば大アゴと角が違うというのは誰にでもわかります。しかしそれ以外にも2者には形態面、生態面からの違いが多数あります。色んな面からカブクワの違いを考察してみましょう。

青や緑に輝くクロアゲハ!? 春型カラスアゲハの色の違いと♂♀の見分け方。

青や緑色に輝く黒いアゲハチョウを見つけたならばカラスアゲハかもしれません。季節による光沢の違いや♂♀の違いを確認してみましょう。

黄色いアゲハの代表種! 黄色と黒のナミアゲハの紹介と幼虫の姿

アゲハチョウといえば黄色い種類が有名です。しかし黄色いアゲハには身近なもので2種類もいるのです。ミカンにやってくるナミアゲハを紹介し類似種との違いや幼虫の姿など紹介します。

樹皮そっくりのカミキリムシ。ゴマフカミキリの仲間と擬態戦略

木にそっくりのカミキリムシがいます。ゴマフカミキリの仲間で知られるそのカミキリはその見つけにくさから目にする機会が少ないように思われます。しかしながら身近に生息している昆虫です。

金色の長い毛をもつ毛虫リンゴドクガ。毒があって危険?

金色の毛を持つ目立つ幼虫がいます。リンゴドクガと呼ばれるその毛虫には毒はありませんが、触りたいと思う人はいないと思われます。

カブトムシやクワガタの大きいものと小さいものはなぜ生まれるのか?サイズの違いについて考察

カブトムシやクワガタを探していると大きいものから小さいものまで見つかりますよね。一体何の影響でサイズの差が生まれるのか?言われてみれば気になる不思議を考察していきます。

カブトムシの幼虫はどこにいる? 腐葉土にいる理由と木材を分解する菌類の関係

カブトムシの幼虫はどこに生息しているのでしょうか?腐葉土が有名ですが自然下では倒木の下など意外な場所にいることがあります。しかしこれには理由があるのです。生態的な面から幼虫のいる場所を理解してみましょう。

オレンジ色の巨大な蛾の正体は誰?樹液にやってくるムクゲコノハ

翅の一部がオレンジ色の蛾 今回のテーマであるムクゲコノハ。開帳10cm近くかなり大型の美しい蛾初夏から晩秋にかけて巨大な蛾を目にする機会というのが増えます。その中でも夏にカブクワ採集をしていると見つかりやすいのがオレンジ色の翅をもつ巨大な蛾で…

黄色や赤色の翅をもつ蛾の仲間は?キシタバやオニベニシタバの紹介

鮮やかな色を持つ蛾は何 思わず見入る美しい翅が特徴的蛾の仲間は地味な印象が強いかと思います。しかし中には派手な色合いを持つ者がおり、カトカラの愛称やヤガの仲間として大変人気が高いカテゴリーだったりします。基本的には夜行性の傾向が強く、たいて…

2024年高尾山昆虫観察記14 ウスタビガを求めて

ウスタビガを求めて高尾に行ってきました。冷え込みが強くなり虫の飛来は激減、数を稼ぐためにも中腹の方へ行くべきなのかもしれません。

黒色に白線があるホタルガ。成虫には毒がある?

初夏と晩夏のおよそ2回の時期にかけて黒い蛾が目につくはずです。体に入る白い線と中型程度の比較的大型なサイズ感を持つその蛾は、ホタルに似た色合いを持つホタルガです。

カブトムシの捕まえ方。時期や探し方などの基本を紹介。

カブトムシを捕まえたい場合に必要なのは樹液、時期、ポイントの見つけ方を知ることです。 どれも難しくはありませんので基礎的な部分を覚えておきましょう。クワガタもたくさん見つかるはずです。

秋に目にする緑色の蛾の正体は?外灯に来るケンモンミドリキリガ

秋から初冬にかけて目にする緑色の特徴的な蛾は、ケンモンミドリキリガであると考えられます。寒い時期にのみ現れるユニークな生態を持つキリガの仲間の1種で、擬態もしています。

壁などで動かない蛾達。なぜ壁に来るのか?何がしたいのか?などを考察

蛾はよく外灯に来ています。それは自販機だったり家の明かりだったり様々ですが、一体何を目的にしているのでしょうか? それを推測してみましょう。

2024年高尾山昆虫観察記13 ヒメヤママユとウスタビガを求めて(中腹と麓の比較編)

ヒメヤママユとウスタビガを高尾山で狙ってきました。11月の中旬ではどちらも狙えるのでしょうか。その他晩秋を代表する良い蛾たちにも出会えました。この時期も虫が楽しめますね。

2024年高尾山昆虫観察記12 ヒメヤママユとウスタビガを求めて外灯周り(麓編)

高尾山の秋~冬を代表する2大ヤママユのヒメヤママユとウスタビガを探してきました。 ヒメヤママユには遭遇でき、他にも夜の蛾たちがたくさん見つかりました。昼は紅葉、そのまま夜に蛾を見るのも楽しそうです。

かわいい蝶の代名詞、茶色の小さなイチモンジセセリを観察してみよう。

秋ごろから見かける機会の増える茶色い蝶として、セセリチョウの仲間がいます。小型で花壇などあらゆる花に来ている茶色い虫がいたらまず疑う存在ですが、可愛い昆虫として人気があります。

アケビコノハは珍しい? 黄色い模様が美しい大きな蛾の紹介

アケビコノハは食草がアケビとありふれたものである割には見かける機会の少ない虫です。 珍しい虫なのでしょうか?

秋の夜に外灯にやってくる巨大な茶色い蛾の正体は!? 枯葉擬態のアケビコノハ

枯れ葉にそっくりな大きな蛾がいたならばアケビコノハの可能性があります。黄色い色が見えていれば間違いないでしょう。 秋の外灯に来る枯れ葉擬態の蛾を紹介し、そのほか考えられる可能性についても紹介します。

茶色い模様が目立つ赤トンボ! 絶滅危惧種のミヤマアカネ

翅の模様が特に目立つ赤とんぼを見つけた場合にはミヤマアカネの可能性が高いです。絶滅危惧油である本種を中心にトンボの生息環境や知らずのうちに受けている恩恵などを見てみましょう。