蓼食う虫も好き好き

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昆虫

相模原や高尾山などの身近な自然環境で見ることのできる虫たちを中心に実体験に基づいた採集方法やその虫の生態を紹介していきます。

青色のカミキリムシは誰? 青と白と黒のラミーカミキリは外来種のカミキリ

初夏に目にする青と白と黒の3色のカミキリは、ラミーカミキリという外来種のカミキリです。 カラムシという植物が分かれば簡単に見つけられる虫です。この記事ではカラムシの見つけ方と、初心者向けカミキリを紹介します。

クワガタやカブトムシは夜行性なのか?昼間でも捕まえられるルッキング採集で捕まえよう

クワガタは夜しか捕まえられないのでしょうか?そんな事はありません。しかし隠れていることも多く探すのにはコツが必要です。 今回は昼間使えるルッキング採集を紹介します。樹液や樹種を見分け、慎重に木々を見ていくシンプルな方法ですが、かなり差が出ま…

クワガタやカブトムシはいつから取れる?時期に関して紹介。

クワガタやカブトムシはいつの時期から取れるのでしょうか?子どもたちの夏休みが常識のように思われますが、実はもっと早かったりします。実体験に基づくおすすめ時期とその理由を紹介します。

蹴り採集は有効なのか?実体験に基づく蹴りの有効性と、なぜ効くのか?の生態的な面からの考察

蹴り採集は昔の取り方かと思いきや、現在でも有効な採集方法です。しかし有効な場所は減っており、どこでするか?がとても重要です。昼間にできる蹴り採集の基礎部分をお伝えします。

スプリングエフェメラル、ビロウドツリアブと春の植物に見る生態系

春に様々な場所でホバリングをする小さなアブとしてビロウドツリアブがいます。この虫は出現時期やその口の形状が植物とのつながりを見ていくうえでとてもおもしろい生き物です。身近でも会えるので僅かなこの機会を活かしてみてください。

オニグルミの見分け方。河川敷クワガタ採集で見逃せない重要種

河川敷ではオニグルミを見ることでコクワガタやノコギリクワガタ、カブトムシなどに遭遇することができます。オニグルミを見分ける際のコツやどんな場所を見るのか?採集方法は?などの疑問を解決します。

外灯採集のやり方を紹介。クワガタ、カブトムシを最大限狙える方法とは?

外灯採集は樹液採集と並ぶクワガタ採集のメジャーな方法です。運の要素が大きいものの逆にいえば初心者でも成果を上げやすい探し方です。しかし知っておけば大きな差がつく要素もあります。採集する前に差をつけるポイントを理解して、ライバルよりも見つけ…

コナラの木の見分け方。 クヌギやアラカシなどの類似種との見分け方と虫探しのお役立ち情報

コナラは平地から山地まで樹液採集で優先的に見るべき樹木ですが、初心者には見分けが難しいです。どんなポイントを見ていくか?と初心者向けの樹液採集方法を紹介しています。夏の採集に役立つ情報なのでしっかり理解してくださいね。

クヌギの木の見分け方。違いを理解して樹液に来るクワガタを捕まえよう。

クヌギの見分け方は夏の昆虫採集で重要なポイントです。コツは葉と樹皮とドングリの形です。今回は木を見分けて樹液を探す方法と、木を知らなくても樹液を見つけられる2つの方法を教え、夏のクワガタ採集が楽しめるようにします。初心者は必見です。

カミキリムシの採集と探し方について。初心者向けに基礎を紹介。

カミキリムシを探したい初心者に向けてどのように探したら良いのか?という点を紹介していきます。カブクワと違い戦略を練れないとなかなか成果を挙げられないのがカミキリ採集です。とても面白いですよ。

赤色のカミキリムシには毒性がある? ベニカミキリは竹の害虫!

赤いカミキリの中で最も遭遇するものはベニカミキリです。このカミキリは派手ですが毒はありません。危険性皆無の昆虫なので安心してください。一方で竹を利用するなど珍しい生態を持ちます。

チョウやスズメバチは汗に来る?人懐っこく飛び回る虫の狙いは水分!

汗をかいていると昆虫がやってきます。その中でも蝶はその大きさから目立ちますよね。汗にやってくる蝶の種類と理由、それ以外に来る蜂の仲間などを紹介します。払ったりしないようにすればいい観察の機会です。

トゲフタオタマムシ採集記2 極寒の樹皮めくり(失敗編)

トゲフタオタマムシリベンジ編です。同地で真冬に参戦してきました。この採集は動かないので必要以上に着込むor暖かい服を持ち込んだほうがいいです。

ホバリングしている黒いハチの正体は?クマバチと受粉

春に黒いハチが道を塞いでいる場合があります。大きな羽音と近づくと接近してくる様子からかなり怖い印象を受けますが、その正体は刺すこともしないクマバチのオスです。生態的な視点を理解すると春の怖いハチの見方が変わるはずです。

ノコギリクワガタ採集に挑戦してみよう。「水牛」と呼ばれる人気クワガタの探し方。

子どもたちの憧れ、ノコギリクワガタは要点さえ抑えておけば簡単に遭遇できます。見るべき樹液、探すおすすめの場所、各種採集方法などのノコギリ採集のポイントを紹介します。

クワガタ・カブトムシ採集の基礎。成果を上げる探し方と道具などのまとめ情報

初心者がクワガタ採集を行う上で問題となる樹液の探し方や採集場所の探し方、探したい種類などなどの必要な情報を紹介します。自身でクワガタを捕りたいと心から思う方の役に立てばと思います。信じられないほどのボリュームなので気をつけてください。

お尻の針が長いハチ。全長15cm近いウマノオバチはクリの害虫を駆除する益虫?

10cm以上の産卵管を持つウマノオバチというハチがいます。寄生性のハチであり、ミヤマカミキリというカミキリに寄生するのですが、こうした虫は生物多様性の観察にとても適しています。似たカミキリの中でなぜミヤマなのか?絶滅危惧種なのはなぜか?など…

黄色い蝶の正体は?キタキチョウとモンキチョウの見分け方と遺伝的多様性の面白さを考察

黄色いチョウはよく目にしますが、それが2種類いることは知らないのではないでしょうか?キタキチョウとモンキチョウの身近な種の比較からは遺伝子の多様性を始めとした生物種間の違いを見ることができます。

消えるカメムシ。カメムシはどこで越冬しているのか

秋に大量発生するカメムシは冬になると一斉に姿を消します。彼らはどこへ消えてしまうのでしょうか?自然下で見かけた場所やカメムシ類に共通する生態などカメムシに興味をもてるかもしれない詳細を紹介します。

冬に挑むトゲフタオタマムシ採集記。 モミとスギの2種類の針葉樹を利用するタマムシ。(下見編)

冬にタマムシを採集できる方法があります。トゲフタオタマムシという馴染みのないタマムシの仲間はスギとモミの2種があれば採集の可能性があります。具体的な探し方とタマムシ科の魅力を紹介していきます。なお、今回の記事にトゲフタオの写真はありません。

ミヤマクワガタの飼育は難しい? 寿命が短いクワガタと越冬の可能性について考察

ミヤマクワガタの飼育は何故かうまくいくパターンとなぜかすぐに死んだパターンになりがちだと感じます。なぜそうした結果になりやすいのかというのを今季高尾にて定点的に観察してきた経験から考察してみます。飼い方の記事ではないのでご注意を。

コクワガタは黒い小さなクワガタ。オスだけどかわいいクワガタを捕まえるコツは時期にあり!

クワガタ採集入門種であるコクワガタも初心者には大変なものです。コクワガタ採集の要点さえ抑えておけばあらゆる昆虫に応用ができます。可愛いオスのコクワガタを捕まえるための知識をお伝えします。

オオムラサキやアカボシゴマダラ越冬幼虫の探し方とコツ。外来種とオオムラサキのエノキにおける競合や棲み分けについて

ゴマダラチョウの越冬幼虫探しは冬の醍醐味とも言える楽しいイベントです。オオムラサキ、ゴマダラチョウ、アカボシゴマダラの3種の幼虫はどれも似ていますが細部は異なっており、好むエノキのサイズも違うなど多様性を見ることができます。

雪虫の正体はアブラムシ! 大量発生する雪虫は2種類いる!?の考察

雪虫として知られる昆虫の正体はアブラムシです。ですが、生息地の限られるものと平地の普通種がいることに気づきました。トドノネオオワタムシとケヤキフシアブラムシの2種を紹介し、2つの植物を移動する生態や食物連鎖を通じた色素の授与などの面白い麺…

秋の鳴く虫はなぜ姿が見えないのか? 冬までチッチッチと鳴くカネタタキの紹介

秋と冬の夜に鳴いている虫がいます。カネタタキという1cm程の非常に小さなバッタで、名の通り鐘を叩いたようなチッチッチという刻みのいい声を聞かせてくれます。しかし姿が見えません。ここには小さい鳴く虫の生存戦略を見ることができます

冬の大きな蛾の種類は? 赤っぽいヒメヤママユと黄色のウスタビガは可愛い人気の蛾

秋と冬に巨大な蛾を目にした場合、ウスタビガやヒメヤママユガ考えられます。黄色や茶色っぽい雰囲気をした蛾で、食性が幅広いことから山地などで主に目にします。とても可愛らしい蛾なので虫好きの方にはぜひ触れ合って欲しい種類ですね。

緑色のカメムシの種類は? ツヤアオカメムシはなぜ大量発生するのか

緑のカメムシとしてツヤアオカメムシはよく目にする種類です。その理由には食草がスギ・ヒノキである点やコブシ、ハナミズキなどの市街地に植えられる様な木を利用できることが挙げられます。大量発生するカメムシの事例を見ていきましょう 。

かわいいミツバチ、いなくなるとどうなる? 受粉を助ける重要な昆虫と人への貢献具合を紹介

ミツバチと我々の生活は切っても切れない重要なものです。食事を例にミツバチの貢献具合を紹介していきます。生態面や虫媒花の戦略、ハナバチ類の減少などミツバチを取り巻く状況なども紹介していきます。ハチ類の見方が変わると嬉しいです。

黒と赤のカメムシ? 桜で目にするヨコヅナサシガメは外来種で人も刺す!

サクラに付く黒と赤色のカメムシがいます。ヨコヅナサシガメというかっこいい名前のカメムシで、肉食性です。触れれば人も刺すその攻撃性や外来種のカメムシである点などを紹介していきます。

外来種のカマキリ!? ムネアカハラビロカマキリは身近に潜む外来昆虫!

昨今話題の外来カマキリ、ムネアカハラビロカマキリ。神奈川においても生息地を拡大している問題種です。見分けのポイントや驚きの侵入経路などのお役立ち情報です。ぜひ身近なハラビロカマキリを観察してみてください。