蓼食う虫も好き好き

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昆虫

冬の大きな蛾の種類は? 赤っぽいヒメヤママユと黄色のウスタビガは可愛い人気の蛾

秋と冬に巨大な蛾を目にした場合、ウスタビガやヒメヤママユガ考えられます。黄色や茶色っぽい雰囲気をした蛾で、食性が幅広いことから山地などで主に目にします。とても可愛らしい蛾なので虫好きの方にはぜひ触れ合って欲しい種類ですね。

緑色のカメムシの種類は? ツヤアオカメムシはなぜ大量発生するのか

緑のカメムシとしてツヤアオカメムシはよく目にする種類です。その理由には食草がスギ・ヒノキである点やコブシ、ハナミズキなどの市街地に植えられる様な木を利用できることが挙げられます。大量発生するカメムシの事例を見ていきましょう 。

かわいいミツバチ、いなくなるとどうなる? 受粉を助ける重要な昆虫と人への貢献具合を紹介

ミツバチと我々の生活は切っても切れない重要なものです。食事を例にミツバチの貢献具合を紹介していきます。生態面や虫媒花の戦略、ハナバチ類の減少などミツバチを取り巻く状況なども紹介していきます。ハチ類の見方が変わると嬉しいです。

黒と赤のカメムシ? 桜で目にするヨコヅナサシガメは外来種で人も刺す!

サクラに付く黒と赤色のカメムシがいます。ヨコヅナサシガメというかっこいい名前のカメムシで、肉食性です。触れれば人も刺すその攻撃性や外来種のカメムシである点などを紹介していきます。

外来種のカマキリ!? ムネアカハラビロカマキリは身近に潜む外来昆虫!

昨今話題の外来カマキリ、ムネアカハラビロカマキリ。神奈川においても生息地を拡大している問題種です。見分けのポイントや驚きの侵入経路などのお役立ち情報です。ぜひ身近なハラビロカマキリを観察してみてください。

緑や茶色のカメムシの種類は何? 秋の身近なカメムシを紹介

身近に見られるカメムシの種類はおおよそ絞られてきます。私の地域で見られるものを中心にチャバネアオ、ツヤアオ、クサギ、キマダラといった普通種を紹介します。知ってるカメムシばかりのはずですよ。

緑と茶色の小型カメムシ。チャバネアオカメムシの大量発生はスギやヒノキが要因!?

カメムシの中でも緑色の体に茶色を持つチャバネアオカメムシはよく目にする種類の代表格です。大量発生には要因があり、スギやヒノキを利用する性質が彼らの発生に深く関わっています。

ハートマークが可愛らしいカメムシ。やや珍しいエサキモンキツノカメムシの紹介。

ハートマークが可愛らしいエサキモンキツノカメムシは身近なカメムシの仲間です。 茶色と黒に緑が目立つカメムシで、落ち葉などで成虫越冬をしたり卵を守る行動をしたりと魅力の多いカメムシです。

枯葉のような蝶はクロコノマチョウ! 落ち葉に擬態する蝶を紹介

クロコノマチョウは枯れ葉そっくりの見事な擬態を見せてくれるチョウです。地球温暖化により北上しているとされるチョウで、神奈川では越冬できるギリギリのラインだと思います。素晴らしい擬態を紹介していきます。

最も臭いカメムシ? クサギカメムシは秋に目にする茶色と黒のカメムシ!

秋に壁で目にするカメムシの中でクサギカメムシはキマダラカメムシとともによく目にするカメムシです。臭いと言われるクサギカメムシの香りを検証してみました。その他このカメムシの生態的な面も紹介していきます。

茶色のトノサマバッタはツチイナゴかも! トノサマバッタとの違いや越冬などの生態を紹介!

ツチイナゴは主に秋に目にする大型のバッタです。茶色い姿とその形からトノサマバッタと間違えられることが多いです。越冬性や、マメ科を餌とするなどイネ科食のバッタとうまく棲み分けをしているように感じます。そんなツチイナゴの紹介です。

ナナフシにトゲがある?単為生殖で増えるトゲナナフシ

トゲナナフシは身近なナナフシモドキと比べるとやや見かける機会の少ない昆虫です。トゲを持つナナフシで、ナナフシらしい擬態や自切の生存戦略の観察に適しています。最近では鳥による卵の運搬や、♂の発見などで話題になりましたよね。

10月のミヤマクワガタ採集。必要なのは下見と運

10月のミヤマクワガタは狙って探すようなものではありませんが、過去に2回ほど採集しています。10月採集を経験すると9月頃は全然取れる気がしてきます。 夏以降のミヤマ採集で必要なのは夏にミヤマを見つける実力と、行動回数による運であるという話を…

アキアカネの食べ物とは?アブラムシを食べる赤とんぼ類はなぜ赤いのか?

アキアカネやナツアカネは赤とんぼの通称で愛される昆虫です。 初夏には黄色で秋が深まるに連れて赤色が強くなっていきます。 これには秋の中心食物であるアブラムシが関与している可能性が示唆されています。

アサギマダラが好む花は? 秋に山地で見つけるコツとその生態を紹介

渡りを行い毒を持つという面白い特徴から多くの人に知られているアサギマダラという蝶がいます。幼虫はキジョランを始めとするキョウチクトウ科の毒草を食べる変わった蝶です。秋と初夏の2回ほど目にする機会があります。有名場所意外で探すコツなどを紹介…

オオスカシバはクチナシを食べる緑の幼虫。大きな幼虫とお尻に注目

クチナシの葉を食べるオオスカシバという緑色の巨大幼虫がいます。成虫はハチドリのような飛翔を行いホバリングが有名です。 今回の記事では幼虫の植物擬態の戦略や可愛らしいぷにぷにの質感などの魅力を紹介していきます。

ヒメアカタテハはオレンジと黒の蝶。成虫で越冬し、秋に目にする蝶の紹介

オレンジと黒色の蝶が秋になるとよく見つかります。何種類かいるのですが、代表的なものとしてヒメアカタテハとツマグロヒョウモンがいます。今記事ではヒメアカタテハの幼虫や成虫を紹介し、モザイク模様で擬態する蝶を紹介します。

茶色の大きい幼虫は誰? ヤマノイモの害虫キイロスズメは緑と茶色の2色いる!

茶色い大きな幼虫がいます。5cmをゆうに超えるイモムシです。キイロスズメはヤマノイモを利用する幼虫で、幼虫ながら茶色と緑色の2色の色合いが現れる変わった幼虫です。お尻の形などから種の特定も簡単なのでぜひ探してみてください。

ヤマトシジミは白いシジミチョウ。オスとメスの見分け方や食性などを紹介!

ヤマトシジミはカタバミを利用することから都市部に適応した蝶と言えます。♂には水色のような金属光沢があり、♀も派手さはありませんが黒色に輝いています。似た種類にはルリシジミがいます。

ベニシジミは黒とオレンジ色のシジミチョウ。スイバを利用し草地に生息する鮮やかな蝶を紹介

ベニシジミは草地環境で目にすることが多いオレンジと銀色のシジミチョウです。タデ科を利用する性質から明るい草地で見かけます。キク科やマメ科を利用し、センダングサやクローバーの仲間によく来ます。春型と夏型の季節型もあり、長い間楽しめる蝶です。

大きなカメムシの種類は何? 秋に壁でよく見かけるキマダラカメムシは外来種のカメムシ

秋に壁や外灯などで目にする大きなカメムシがいます。その正体は外来種のキマダラカメムシといい、黒い体に黄色の斑点が散らばる特徴的なカメムシです。 越冬する生態やカメムシ類について紹介していきます。

ピンク色の小さな蛾。紫のサルビアにつく外来種、アメリカピンクノメイガ。

紫色のブルーサルビア。秋に見られるこのお花にピンク色の小さな蛾が付いています。正体はアメリカピンクノメイガといい2019年に国内で初確認されたかなり新しい外来種です。毒などはないので可愛らしい蛾を観察してみてください。

ピンク色のコガネムシ。その正体はオオセンチコガネという糞虫

ピンクに輝く派手なコガネムシ。オオセンチコガネと呼ばれるその虫は、動物のうんちを食べることから牧場や山地で目にします。フン虫はあまり知られませんが我々の生活にも大きく貢献しており、身近なものでは牧場のフンの分解とそれによるオーストラリアの…

ウラナミシジミは秋の関東で見られるシジミチョウ。マメ科の害虫にもなる?

関東で秋になると目にするようになるベージュ色のシジミチョウがいます。旅をしながら毎年北上する面白い生態を持つウラナミシジミは農地や自生のマメ科を利用して移動し、関東で9月頃に目にするようになるのです。

樹木に木くずを出す害虫たち。ミカンやバラ、モミジから出る木くずの形で害虫の種類が分かる!

木から樹液や木くずが出ている場合何かしらの虫に加害されています。これらの害虫はおおよそ3種類ほどに特定が可能です。そのためには木の種類と木から出ている木くずの形を見ることで判別が可能です。

緑色の大きな幼虫の正体は? スズメガの仲間やヤママユガの仲間は針状のお尻や毛の有無で見分けよう

思わず2度見してしまうような大きな幼虫がいますよね。緑色の多い巨大幼虫はおおよそスズメガとヤママユガの仲間であると推測することができます。その2種の見分け方とそれぞれの特徴的な点を紹介していきます。

緑と黒の大きな毛虫フクラスズメ。毒はないものの攻撃的な幼虫。

フクラスズメは緑と黒の派手な色合いを持つ毛虫です。毒々しい色合いに反して意外と毒はなく、触ることができる幼虫ですが、その生態はかなり攻撃的で触るにはなかなかに勇気が必要です。エサとなるから虫が分かれば見つけやすい虫なので探してみてください。

越後湯沢の昆虫採集記。魚野川水系はヤナギが多くクワガタ採集と蝶が◯

自然豊かでオオクワガタやヒメオオクワガタを採集できるチャンスが有る都心からのアクセス良好な地、越後湯沢。ロマンを追い求めてクワガタ採集に行ってみるのはとてもオススメです。ミヤマクワガタあたりを目当てにしても楽しめると思いますよ。

アゲハチョウそっくりのアゲハモドキは珍しい? 擬態元であるジャコウアゲハとの違いも紹介!

アゲハモドキは毒のあるジャコウアゲハに擬態するとされている人気のベイツ擬態の観察対象種です。幼虫はミズキの仲間で目にし、成虫の採集では8月頃の外灯採集がおすすめですよ。

アゲハチョウの捕まえ方 赤色の花に集まりやすい生態を理解して捕まえよう。

アゲハチョウの仲間は捕まえるのが難しい人気昆虫です。彼らは赤色に集まりやすいと言われています。赤色をしたツツジ類やヒガンバナを中心に探すことで簡単に捕まえられますが、なぜ赤色を好むかというのは知られていません。赤色を選ぶ理由を紹介します。