2024-01-01から1ヶ月間の記事一覧
自然の中で木に張り付くパンケーキを見つけたならばそれは生物多様性観察のチャンスです。キノコの仲間は分解者として重要なだけでなく、分解の過程でクワガタなどの生き物にも利用されます。主な2種のカテゴリーの菌を中心に身近なキノコやクワガタとのつ…
10cm以上の産卵管を持つウマノオバチというハチがいます。寄生性のハチであり、ミヤマカミキリというカミキリに寄生するのですが、こうした虫は生物多様性の観察にとても適しています。似たカミキリの中でなぜミヤマなのか?絶滅危惧種なのはなぜか?など…
人気のトカゲは探してみるとなかなか見つけられなかったりします。今回の記事では東京神奈川などの都市部的な環境でトカゲ類を見つけるためのポイントを紹介します。コツは変温動物、餌資源、臆病な性格の3点です。
カニムシは名前だけは有名な生き物です。サソリのような大きなハサミを持ち、カニのように敵を捉えて捕食します。見つけるためにはカニムシを探すための視点が不可欠ですが、その生態はマダニを捕食するものがいるなどかなりユニークです。
冬の代名詞的な植物、スイセン 白と黄色の清楚な印象を受けるスイセン。花はどこでしょう?スイセンを始め花びらをブワッと広げる植物は多いです。しかし花に見えるその部分、実はお花ではないなんてこともあるんです。今回は冬の代表的なお花であるスイセン…
冬のバードウォッチングといえばルリビタキは欠かせません。青色をした鳥は珍しく、人気も高いのですが、なぜ青いのか?といった疑問を突き止める人は少ない気がします。ルリビタキを例に様々な色素や構造色が作り出す自然の妙技を見ていきましょう。
青っぽい色とオレンジ色の派手な色合いをしたイソヒヨドリという鳥がいます。本来の海岸部から内陸の方へどんどん進出している鳥で、町中でも普通に目にすることができるようになりました。なぜ進出し始めたのか?という点を考えてみましょう。
朝うるさい鳥がいますよね。町中、市街地、雑木林、様々なところで目にする灰色のあの鳥の名称はヒヨドリと言います。朝に鳴く理由、種子散布への貢献、受粉への貢献、身近なヒヨドリの見方が変わること間違い無しの記事です。
黄色いチョウはよく目にしますが、それが2種類いることは知らないのではないでしょうか?キタキチョウとモンキチョウの身近な種の比較からは遺伝子の多様性を始めとした生物種間の違いを見ることができます。
秋に大量発生するカメムシは冬になると一斉に姿を消します。彼らはどこへ消えてしまうのでしょうか?自然下で見かけた場所やカメムシ類に共通する生態などカメムシに興味をもてるかもしれない詳細を紹介します。
ヨモギは親しみ深い山菜です。トリカブトを始めとする毒草に似るとされますが香りなど明確な判別ポイントがあります。それよりもマズイ落とし穴が除草剤です。どんな場所のヨモギが危ないのかしっかり把握しておきましょう。
花芽をたくさんつけるためにはどうしたら良いのか。数年色々な管理方法を試してみて得られた情報を共有します。冗談抜きで5~6倍程度の花つきが狙えるやり方になると思います。
東京薬科大学薬用植物園は知る人ぞ知る穴場的な植物観察の場だと思います。 早春の時期に訪れれば大人気のセツブンソウやフクジュソウ、キクザキイチゲなどの素敵な花たちを見ることができます。
虫が白くなって死んでいたならばそれは生物多様性観察のチャンスです。ボーベリア菌が虫を殺すプロセスからは寄生生物の戦略を見ることができます。どうやって虫は死に、菌は繁殖するのか見ていきましょう。