蓼食う虫も好き好き

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高尾山昆虫採集記

高尾山で見られるミヤマクワガタやヨコヤマヒゲナガカミキリなど人気昆虫たちの現地観察記と、そこから得られた情報による昆虫出現条件などの推測です。夏に高尾を訪れるなら、ぜひご一読を。

2024年高尾山昆虫観察記14 ウスタビガを求めて

ウスタビガを求めて高尾に行ってきました。冷え込みが強くなり虫の飛来は激減、数を稼ぐためにも中腹の方へ行くべきなのかもしれません。

2024年高尾山昆虫観察記13 ヒメヤママユとウスタビガを求めて(中腹と麓の比較編)

ヒメヤママユとウスタビガを高尾山で狙ってきました。11月の中旬ではどちらも狙えるのでしょうか。その他晩秋を代表する良い蛾たちにも出会えました。この時期も虫が楽しめますね。

2024年高尾山昆虫観察記12 ヒメヤママユとウスタビガを求めて外灯周り(麓編)

高尾山の秋~冬を代表する2大ヤママユのヒメヤママユとウスタビガを探してきました。 ヒメヤママユには遭遇でき、他にも夜の蛾たちがたくさん見つかりました。昼は紅葉、そのまま夜に蛾を見るのも楽しそうです。

アオマダラタマムシ採集記2 イヌツゲで探すアオマダラ2024(失敗編)

神奈川、東京で局所的に分布するというアオマダラタマムシ。情報をかき集め死骸までは見つけられました。今季の複数にわたる採集記のまとめです。

高尾山のネブトクワガタ。希少クワガタは外灯と樹液で見つかる

高尾山のネブトクワガタ。東京エリアで唯一産地が明らかとなっているネブトの場所と言えるかもしれません。過去2年分の情報からどんな感じで遭遇できたのかを紹介します。

2024年高尾山昆虫観察記11 高尾のオオトラカミキリを目指して(5敗)

早くも自分の中で神格化されてきた高尾のオオトラカミキリ。出現期間の短さとその時期の天気の悪さもあり、過酷な採集が楽しめるものとなります。

2024年高尾山昆虫観察記10 高尾のオオトラカミキリを目指して(3.4敗)

高尾山のオオトラカミキリ。回を重ねるにつれてその難しさと運の必要さを感じます。今期はかなり厳しいものであるようです。

2024年高尾山昆虫観察記9 高尾のオオトラカミキリを目指して(2敗)

高尾山のオオトラカミキリ。早くも幻のような気がしてきましたが、ここまで気配の見られない虫というのも凄いです。

2024年高尾山昆虫観察記8 昼間のヨコヤマヒゲナガカミキリと高尾のオオトラカミキリを目指して(1敗)

高尾の最難関種として知られるオオトラカミキリを探しに行ってきました。同時並行で昼間のヨコヤマヒゲナガカミキリも探してみました。

2024年高尾山昆虫観察記7 8月下旬のヨコヤマヒゲナガカミキリ事情

今期イヌブナルッキングではヨコヤマヒゲナガカミキリに遭遇していません。ブナの精霊が木についている姿を見ておきたくて夜の高尾を訪れました。

2024年高尾山昆虫観察記6 アカエゾゼミを求めて。

高尾の珍しい虫の一角として名が挙げられるアカエゾゼミ。外灯の飛来を狙う以外採集が難しい昆虫として、夜の高尾でも見かける機会が少ない虫です。ここ最近の採集期の本命にいよいよ遭遇できました。

カブトムシやクワガタが見つからない理由を考察。なぜ捕まえられる人と捕まえられない人に分かれるのか

カブトムシやクワガタムシを一生懸命探しているのに見つけられない理由を考察します。 あなたはこれができているかどうか?という点を考えながら読んでみてください。

2024年高尾山昆虫観察記5 68.2mm巨大ミヤマと小さなネブトクワガタ。高い場所にいるミヤマたち。

高尾山で巨大ミヤマクワガタに遭遇することができました。高尾のミヤマは高い場所に付く傾向があり、見つけることと捕まえることの両方に合わせた道具が必要かもしれません。

2024年高尾山昆虫観察記4 外灯で見られたカミキリムシやクワガタの仲間たちの紹介。高尾外灯で目にする昆虫たち。

7月下旬時点のミヤマクワガタやその他のクワガタの出現事情と、ついでに目にする高尾のカミキリムシなどの紹介です。

2024年高尾山アオタマムシ採集記。夏の高尾といえばアオタマムシ!

高尾山のアオタマムシ採集2024年版です。真夏のモミに輝く宝石。暑くて苦労するからこそ記憶に残り、毎年皆が求めに来るのでしょうね。

2024年高尾山昆虫観察記3 雨と霧の高尾山でミヤマクワガタは見つけられるのか?検証

最悪のコンディションでミヤマには出会えるのか? 霧の高尾山。もはやピントが合わない。高尾山に足を運ぼうと思っても天気の都合などがどうしても合わないというケースがあると思います。そうでなくとも曇りや雨の日などにそもそもミヤマクワガタに出会える…

2024年高尾山昆虫観察記2いまだに少ないミヤマのピークはいつになるのか

今年の高尾山では現在のところミヤマクワガタが多くは見られていません。昨年と比べると遅いのか

2024年夜の高尾山昆虫観察開幕! 6月下旬にミヤマはいるのか?検証

6月下旬のミヤマクワガタ、webやsnsでは情報も少なくいるのか不明です。夏にミヤマを見たい方はいつ行こうかソワソワしていると思うので調査してきました。

2024夜高尾に向けた下見。高尾山の樹液状況と発酵予備軍の樹液を探して備えよう!

2024年も夜の高尾山が賑わい始めそうです。ミヤマクワガタを観察するための下見として樹液の状況や発酵具合、木々の枯れている状況などを観察してきました。今年も樹液はありそうで安心です。

クワガタ・カブトムシ採集の基礎。成果を上げる探し方と道具などのまとめ情報

初心者がクワガタ採集を行う上で問題となる樹液の探し方や採集場所の探し方、探したい種類などなどの必要な情報を紹介します。自身でクワガタを捕りたいと心から思う方の役に立てばと思います。信じられないほどのボリュームなので気をつけてください。

高尾山アオタマムシ採集記 枯れたモミの木で探す高尾の人気昆虫

高尾山の人気昆虫アオタマムシ。幼虫はモミの木を利用し、成虫はイヌブナの葉を食べます。このことから生息はやや限られますが、ここ高尾においては頑張れば十分遭遇可能です。タマムシ採集の魅力の詰まったアオタマムシ採集のコツをお伝えします。

高尾山のアオマダラタマムシを求めて、食草となるアオハダ探し。(下見編)

タマムシハンドブックを利用して高尾山のアオマダラタマムシを探してみました。食草となるアオハダの発見が厄介で、食草が分かっていても痕跡などは見つかりませんでした。冬場も足を運んで探してみたい所ですね。

高尾山ヨコヤマヒゲナガカミキリ採集記3 ヨコヤマ採集は外灯ではなく夜間のイヌブナルッキングをすべし。

夜の高尾の代名詞とも言える昆虫、ヨコヤマヒゲナガカミキリ。 外灯ではなく食草のイヌブナルッキングをすることでついに出会うことができました。成果を上げる時に意識した彼らの生態などのポイントを紹介します。

高尾山ヨコヤマヒゲナガカミキリ採集記2 8月下旬のヨコヤマ外灯周り採集。

高尾山では9月上旬頃までヨコヤマヒゲナガカミキリ採集が楽しめます。外灯にはヨコヤマファンも見られますが、来る外灯に傾向があることを発見しました。採集に役立つ現地の情報をお届けします。

高尾山ミヤマクワガタ採集記8 8月下旬にミヤマクワガタはいるのか?検証

8月下旬の高尾山におけるミヤマクワガタの事情はどうでしょうか?一般的にはシーズン終了と思われる時期ですが、少ないながらも出会うことができました。

高尾山クワガタ採集記7 8月の二次発生ミヤマクワガタ外灯採集といつまで採集できるのか。

二次発生ミヤマクワガタを高尾山で探す際に重要となるのは、ミヤマの生態の理解と月齢などの環境条件の2つを把握することです。 外灯にて二次発生新成虫に遭遇することができました。

高尾山ミヤマクワガタ採集記6 8月のミヤマ採集は外灯ではなく樹液の出る木を見るべし。樹液で65mmをGET!

高尾山のミヤマクワガタは外灯と樹液どちらが採れるのか?誰もが一度は思う疑問を調査してきました。結論を出すには早いですが、時期によって変わるのではないかと推測しています。

高尾山クワガタ採集記5 7月下旬~8月上旬にミヤマクワガタが取れない理由はなぜなのか?

ミヤマクワガタが取れない場合それは探し方などの問題もありますが、外灯における月齢や、カブトムシの出現、樹液の枯渇など様々な要素が原因の可能性もあります。ミヤマの場合気温や乾燥も関係があるのではないでしょうか。

高尾山ヨコヤマヒゲナガカミキリ採集記1。黄昏時のイヌブナルッキングと外灯採集。高尾で見つけたカミキリたち。

高尾山のヨコヤマヒゲナガカミキリ。黒と白の入り交じる大理石のような人気の美麗種です。 当然捕まえてみたいので、イヌブナルッキングをし、カミキリの付く木の傾向などを探ってみました。

高尾山クワガタ採集記4。珍品ネブトクワガタとアカアシクワガタ。採集における月齢について。

満月や新月が与える影響というのは大きいです。外灯採集では雨や曇りなどの天気も成果に直結します。新月の夜の高尾山で、外灯にてアカアシクワガタとネブトクワガタに遭遇できました。