蓼食う虫も好き好き

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2023-12-01から1ヶ月間の記事一覧

冬に挑むトゲフタオタマムシ採集記。 モミとスギの2種類の針葉樹を利用するタマムシ。(下見編)

冬にタマムシを採集できる方法があります。トゲフタオタマムシという馴染みのないタマムシの仲間はスギとモミの2種があれば採集の可能性があります。具体的な探し方とタマムシ科の魅力を紹介していきます。なお、今回の記事にトゲフタオの写真はありません。

サワガニの採集と探し方。山の保水機能を理解して地形から湧き水の場所を探してみよう

サワガニは名前こそ馴染みのある生き物ですが、実物を見る機会はかなり減ったのではないかと思います。きれいな水の指標生物として、山の保水機能や湧き水の仕組みを知る対象として、寄生者や分解者などの食物連鎖の一員として多角的に生物を見るおすすめの…

ハリギリはタラの芽と何が違う?おすすめの食べ方と葉や芽の雰囲気での見分け方

山菜の王者はタラノキでしょうか?私はハリギリこそが王者であると思います。タラと同じウコギ科に属する山菜ハリギリを紹介し、探す際のコツや環境、調理の方法など過去の失敗などから得られたハリギリの楽しみ方を紹介します。

タラの芽の探し方や味について。発見のコツはパイオニア植物としての生態にあり。

タラの芽は春に味わえる最高の食材の1つです。採集にはタラノキがどんな環境に生えるのか?という生態的な視点を抑えておけばかなり見つけやすくなります。冬の間に下見をしておけば春の僅かな採集期間に採集できるでしょう。その要点をお伝えします。

鳥の糞に見る生態系。白い鳥の糞の性質や栄養の供給などの視点を考察

鳥の糞は一見不要に思えますが視点を変えると生き物の捕食や種子の運搬、水辺や土壌への栄養の供給など様々に貢献しているのではないかと思います。鳥の糞を通じて生態系の見えない部分を考察してみましょう。

白い大きな猛禽類を見かけた? 絶滅危惧種のミサゴと空から魚が降ってくる珍事件の考察

白い猛禽類であるミサゴは河川やダム、湖などの水辺環境で目にします。似た種類のトンビやノスリがおり、時間帯によっては判別が難しいこともあります。陸地なのに魚が落ちてくる珍現象の犯人でもあると考えます。

ミヤマクワガタの飼育は難しい? 寿命が短いクワガタと越冬の可能性について考察

ミヤマクワガタの飼育は何故かうまくいくパターンとなぜかすぐに死んだパターンになりがちだと感じます。なぜそうした結果になりやすいのかというのを今季高尾にて定点的に観察してきた経験から考察してみます。飼い方の記事ではないのでご注意を。

コクワガタは黒い小さなクワガタ。オスだけどかわいいクワガタを捕まえるコツは時期にあり!

クワガタ採集入門種であるコクワガタも初心者には大変なものです。コクワガタ採集の要点さえ抑えておけばあらゆる昆虫に応用ができます。可愛いオスのコクワガタを捕まえるための知識をお伝えします。

ハヤブサの観察。絶滅危惧種の猛禽類と鳥インフルエンザの感染について考察

ハヤブサは人気の高い猛禽類の一種であり、憧れのバードウォッチング対象です。生態系上位種である彼らからは実に多くのことが学べます。今回は食物連鎖を通じた目に見えない生き物同士のつながりを中心に話題の鳥インフルエンザなども絡めて考察してみます…

あいかわ公園のサクラとミツバツツジ観察。春のあいかわ公園でお花見をしよう

春に神奈川や東京付近で桜のお花見をするならばあいかわ公園がおすすめです。桜だけでなく同時期に咲くミツバツツジも美しく、テントを張ってゆったりと楽しむことができますよ。

カラスの大群を見かけたら? 空を覆うほどのカラスの群れの意味は何か

空に大量発生したカラスの意味は何でしょうか?地震?不幸の知らせ?私が観察している限りでは猛禽類との争いの場合が多いようです。鳥の中の別のシルエットがいないか観察してみましょう。

オオムラサキやアカボシゴマダラ越冬幼虫の探し方とコツ。外来種とオオムラサキのエノキにおける競合や棲み分けについて

ゴマダラチョウの越冬幼虫探しは冬の醍醐味とも言える楽しいイベントです。オオムラサキ、ゴマダラチョウ、アカボシゴマダラの3種の幼虫はどれも似ていますが細部は異なっており、好むエノキのサイズも違うなど多様性を見ることができます。

紅葉の色合いを美しく残す撮影時間の考察

美しい色合いを写真に収めるのに必要なのは何でしょうか?カメラの調整?構図?色々あると思いますが、撮影時間の影響が大きいのではないか?と個人的に思います。早朝、午前、正午、夕方などの写真を比較して写真の発色を考察していきます。