2023-01-01から1年間の記事一覧
冬にタマムシを採集できる方法があります。トゲフタオタマムシという馴染みのないタマムシの仲間はスギとモミの2種があれば採集の可能性があります。具体的な探し方とタマムシ科の魅力を紹介していきます。なお、今回の記事にトゲフタオの写真はありません。
サワガニは名前こそ馴染みのある生き物ですが、実物を見る機会はかなり減ったのではないかと思います。きれいな水の指標生物として、山の保水機能や湧き水の仕組みを知る対象として、寄生者や分解者などの食物連鎖の一員として多角的に生物を見るおすすめの…
山菜の王者はタラノキでしょうか?私はハリギリこそが王者であると思います。タラと同じウコギ科に属する山菜ハリギリを紹介し、探す際のコツや環境、調理の方法など過去の失敗などから得られたハリギリの楽しみ方を紹介します。
タラの芽は春に味わえる最高の食材の1つです。採集にはタラノキがどんな環境に生えるのか?という生態的な視点を抑えておけばかなり見つけやすくなります。冬の間に下見をしておけば春の僅かな採集期間に採集できるでしょう。その要点をお伝えします。
鳥の糞は一見不要に思えますが視点を変えると生き物の捕食や種子の運搬、水辺や土壌への栄養の供給など様々に貢献しているのではないかと思います。鳥の糞を通じて生態系の見えない部分を考察してみましょう。
白い猛禽類であるミサゴは河川やダム、湖などの水辺環境で目にします。似た種類のトンビやノスリがおり、時間帯によっては判別が難しいこともあります。陸地なのに魚が落ちてくる珍現象の犯人でもあると考えます。
ミヤマクワガタの飼育は何故かうまくいくパターンとなぜかすぐに死んだパターンになりがちだと感じます。なぜそうした結果になりやすいのかというのを今季高尾にて定点的に観察してきた経験から考察してみます。飼い方の記事ではないのでご注意を。
クワガタ採集入門種であるコクワガタも初心者には大変なものです。コクワガタ採集の要点さえ抑えておけばあらゆる昆虫に応用ができます。可愛いオスのコクワガタを捕まえるための知識をお伝えします。
ハヤブサは人気の高い猛禽類の一種であり、憧れのバードウォッチング対象です。生態系上位種である彼らからは実に多くのことが学べます。今回は食物連鎖を通じた目に見えない生き物同士のつながりを中心に話題の鳥インフルエンザなども絡めて考察してみます…
春に神奈川や東京付近で桜のお花見をするならばあいかわ公園がおすすめです。桜だけでなく同時期に咲くミツバツツジも美しく、テントを張ってゆったりと楽しむことができますよ。
空に大量発生したカラスの意味は何でしょうか?地震?不幸の知らせ?私が観察している限りでは猛禽類との争いの場合が多いようです。鳥の中の別のシルエットがいないか観察してみましょう。
ゴマダラチョウの越冬幼虫探しは冬の醍醐味とも言える楽しいイベントです。オオムラサキ、ゴマダラチョウ、アカボシゴマダラの3種の幼虫はどれも似ていますが細部は異なっており、好むエノキのサイズも違うなど多様性を見ることができます。
美しい色合いを写真に収めるのに必要なのは何でしょうか?カメラの調整?構図?色々あると思いますが、撮影時間の影響が大きいのではないか?と個人的に思います。早朝、午前、正午、夕方などの写真を比較して写真の発色を考察していきます。
olightの一番人気を誇るモデル、warrior3S。長期間使い続けてどこが優れているのか?どんな人におすすめなのか?というのが分かったので紹介します。総じて防犯防災対策のライトが欲しい人におすすめできる1本です。
雪虫として知られる昆虫の正体はアブラムシです。ですが、生息地の限られるものと平地の普通種がいることに気づきました。トドノネオオワタムシとケヤキフシアブラムシの2種を紹介し、2つの植物を移動する生態や食物連鎖を通じた色素の授与などの面白い麺…
オレンジと黒の毛虫には注意が必要です。ドクガの仲間は多くが毒を持っており、数種はオレンジと黒をしています。これこそまさにミュラー擬態。毒を持つ者同士が似た姿と色合いをすることで捕食を避ける戦略です。今回の記事ではドクガの擬態や対策などを学…
冬はムササビ観察に適した時期です。この記事ではなぜ冬がおすすめなのか?現地でどうムササビを探したらいいのか?おすすめ観察ポイントは?などの初心者が思い浮かぶ観察のコツを紹介します。
秋と冬の夜に鳴いている虫がいます。カネタタキという1cm程の非常に小さなバッタで、名の通り鐘を叩いたようなチッチッチという刻みのいい声を聞かせてくれます。しかし姿が見えません。ここには小さい鳴く虫の生存戦略を見ることができます
秋と冬に巨大な蛾を目にした場合、ウスタビガやヒメヤママユガ考えられます。黄色や茶色っぽい雰囲気をした蛾で、食性が幅広いことから山地などで主に目にします。とても可愛らしい蛾なので虫好きの方にはぜひ触れ合って欲しい種類ですね。
緑の鳥は数種類いますが、町中で出会う場合にはほとんどメジロです。メジロはツバキの主な花粉運搬役で、三宅島ではツバキ利用の80%近くがメジロに利用されているなど非常に密接な関係を持ちます。植物と鳥という自然の関係を見るのに最適な生き物です。
11月中旬の高尾山の紅葉情報の紹介と、初心者がデートやお出かけで登る際の注意点の紹介です。ルートの選定やケーブルカーの混雑事情など、理解しておけばスムーズに楽しくハイキングができる情報です。
神奈川県で紅葉を楽しむなら宮ヶ瀬でしょうか?ということで秋のあいかわ公園に訪れてみました。紅葉と観光放流で2度美味しい時期なので興味のある方はアクセスも良いあいかわ公園を訪れてみてください。
緑のカメムシとしてツヤアオカメムシはよく目にする種類です。その理由には食草がスギ・ヒノキである点やコブシ、ハナミズキなどの市街地に植えられる様な木を利用できることが挙げられます。大量発生するカメムシの事例を見ていきましょう 。
人気の冬鳥ジョウビタキ。オレンジ、黒、白の色合いと可愛らしい見た目の人気の鳥です。冬鳥は春になると日本を離れますが、ジョウビタキが日本で繁殖している事例が確認されています。 身近な鳥の面白い点を紹介していきます。
ミツバチと我々の生活は切っても切れない重要なものです。食事を例にミツバチの貢献具合を紹介していきます。生態面や虫媒花の戦略、ハナバチ類の減少などミツバチを取り巻く状況なども紹介していきます。ハチ類の見方が変わると嬉しいです。
サクラに付く黒と赤色のカメムシがいます。ヨコヅナサシガメというかっこいい名前のカメムシで、肉食性です。触れれば人も刺すその攻撃性や外来種のカメムシである点などを紹介していきます。
昨今話題の外来カマキリ、ムネアカハラビロカマキリ。神奈川においても生息地を拡大している問題種です。見分けのポイントや驚きの侵入経路などのお役立ち情報です。ぜひ身近なハラビロカマキリを観察してみてください。
身近に見られるカメムシの種類はおおよそ絞られてきます。私の地域で見られるものを中心にチャバネアオ、ツヤアオ、クサギ、キマダラといった普通種を紹介します。知ってるカメムシばかりのはずですよ。
カメムシの中でも緑色の体に茶色を持つチャバネアオカメムシはよく目にする種類の代表格です。大量発生には要因があり、スギやヒノキを利用する性質が彼らの発生に深く関わっています。
ハートマークが可愛らしいエサキモンキツノカメムシは身近なカメムシの仲間です。 茶色と黒に緑が目立つカメムシで、落ち葉などで成虫越冬をしたり卵を守る行動をしたりと魅力の多いカメムシです。