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2023年高尾山の紅葉事情。デートやお出かけに役立つ周辺のカフェや、平日の混雑状況を調査(初心者向け)

秋の高尾山で役に立つあれこれ

秋の高尾山は春の桜と同じように日頃自然に馴染みのない方も楽しめる一大イベント会場です。

高尾の紅葉事情とお出かけ時の注意点などを紹介

しかし低山とはいえ山は山。

日頃登らない初心者の方には何を気をつけたらいいのだろう?どう楽しんだらいいんだろう?
といった疑問が湧くと思います。

今回の記事ではここ4ヶ月で15回高尾山に登っている私が、秋の紅葉事情と高尾山の楽しみ方や注意点を紹介します。

秋のデートやお出かけに参考になればと思います。

まず注意点から入ります。紅葉状況を知りたい方や目的のある方は目次の該当箇所をタップ!

秋の高尾山の注意点

秋の高尾山はそれ以外の季節と大きく異なり、想像以上の人手が見られます。混雑前提のスケジュールを組みましょう。

平日の11時でコレ。予定は余裕を持って組むこと

平日でもかなりの混雑が見られることから土日はイベント会場のような密度になります。

高尾山の標高は599m、気温は100mでおおよそ0.6度下がるため、山頂付近は3度ほど低い気温です。

ルートによっては日陰を進み続ける場所もあるので、羽織れるものなどを持っていきましょう。

晴れの日13時頃の4号路。日がなく結構寒い

特にカップル人気の高い4号路は日陰の道であり、北斜面に面しているため寒いです。

秋は日の時間が短く、1時をすぎると暗くなっていきます。4時には山中は暗くなるため、午前中からの行動を心がけましょう。

webでおすすめされる1号路の麓からの登山は、初心者にはかなりつらいので気をつけましょう。

11月16日平日の混雑状況と麓の売店について

平日の木曜に紅葉の状況と混雑調査のために行ってきました。平日ですがかなり混雑しています。

団体やお子様も結構いる

土日の混雑具合が平日にきている印象ですね。

高尾山口駅には隣接の売店があり、通常はこちらで食品を購入することができます。

特に秋以外に足を運んだことのある方はここで買おうとするでしょう。

駅隣接の売店。人が多すぎて食べ物がないため、注意

しかし、この時期はおにぎりやサンドウィッチは買えないと思ってください。本日も空でした。

集合前に自身の最寄り駅などで購入しておくほうがスムーズです。

一応駅の東側にセブンイレブンがあります。(徒歩10分くらい)

駐車場について
駅隣接の駐車場。どこも10時頃に満車

駐車場は平日でも厳しいです。早朝に来るか素直に電車を使うのがいいと思います。

商店街のももちろん満車
ケーブルカーやリフトの混雑事情

高尾登山においては6号路、稲荷山、1号路のように麓から山頂を目指すルート選択と、片道490円のケーブルカーかリフトを使い中腹まで登る選択肢があります。

上りケーブルカーもかなり楽しいが、回転率が悪いのが傷

高尾山は日本一の急勾配を誇るケーブルカーが有名なのでこちらは人気がとても高いです。

平日の午前中は11時時点で20~40分ほどの待ち時間がありそうでした。

上りのほうが需要が高いので、午前中は常に混雑していると見ておきましょう。

チケット購入を含めて5分ほどの時間で乗れた

一方でリフトは回転率が良いので待ち時間なく乗ることができました。平日の場合にはリフトがおすすめです。

特にデートで行く場合にはリフトは景色の変化が楽しいのと、二人で乗れるのでおすすめです。

私とカバンで席はいっぱい。1000円で写真も取ってもらえる

土日の場合はどちらも1時間以上待ちそうです。特にケーブルカーは回転率が悪いのでもっと掛かるかもしれません。

これを見越して早めの集合をしておくのがいいと思います。時間が掛かることが分かっていれば、暇つぶしの手段はたくさんありますよね。

1号路の上りはスニーカーなどでは足パンパン。オススメしません

ちなみにこの待ちを嫌って日頃山などに行かない方が1号路をいきなり登った場合、中腹までに40~50分ほどはかかり、おおよそバテバテで到着すると思います。

ルート確認は麓でできる

待機時間が40分50分程度ならリフト待ちしたほうが結局トータルの時間は変わらず体力を温存でき、紅葉や飲食を楽しめると思います。

最高の坂道。本当にキツイが体験したい方はぜひ

1号路中腹までは全ルートの中で一番キツイです。

観光でおすすめされる1号路は主に中腹以降のことなので、この罠に掛かる方が多く見られます。中腹ではヘロヘロなカップルをよく見かけます。

また、秋には登り専用となる6号路を選ぶのも手です。 沢沿いを登れる独自のコースで、飲食などは下りに楽しむと割り切っておけば山頂まで1時間半ほどでたどり着けます。

下りのケーブルカーは2時頃から大変混む

ケーブルカーは上りピークが10時頃から、下りピークが1時頃からと覚えておきましょう。

スマホの電波状況などについて
中腹の森の中が繋がらない

山の中で気になるのは電波状況ではないでしょうか?観光路である1号路では中腹までの途中と、薬王院から山頂の間にかけて電波が繋がらない箇所があります。(docomo回線の場合)

ですが、多くのエリアで電波は問題なく繋がります。

トイレについて

寒い季節にはトイレの状況が気になるでしょう。

山頂付近のトイレ。数が多く待ちが少ない。女性も使いやすいと思われる

高尾山は山ですが、1号路に限ればトイレが点在しています。しかし間隔が空いている場所もあるので気をつけましょう。

1号路がおすすめできるのはトイレ事情も安心であるためです。

特にリフトやケーブルカーを利用した場合、麓、中腹のケーブルカー乗り場、薬王院、山頂とかなり頻繁にトイレが有り、安心できます。

ケーブルカー駅のトイレポイント

私のようにトイレがないとお腹が痛くなる過敏性腸症候群のかたには1号路はとてもおすすめです。

稲荷山や6号路は麓から山頂までトイレがありません。紅茶やコーヒーなどのカフェイン飲料には注意が必要なルートです。

お出かけ時にトイレがないというのはデメリットなので、ルート選択は気をつけましょう。

服装と気温について

ケーブルカー乗り場のある中腹から山頂までは勾配も少ないので汗をあまりかきません。

なだらかな道が続く中腹以降

麓から登っていくコースの場合にはアップダウンが激しいので汗をかきます。汗冷えに非常に注意が必要です。

この時期に着やすい保温性のズボンやヒートテックは、汗の吸収も悪くかなり冷えるので気をつけましょう。なるべく薄めな服装をして必要に応じて着込んでいくのがおすすめです。

日当たりがよくポカポカしている

1号路は日当たりがいい道です。

しかし沢沿いの6号路、稲荷山、3号路、4号路など多くのルートでは日差しのない場所を歩くことになります。

4号路は鼻水垂らしながら歩くことに。寒い

肌が出ていると予想以上に寒いので気をつけましょう。

ルート選択について

おすすめはケーブルカーorリフト→1号路で山頂→下りで自然路(3.4号)→1号路orリフトなどで下山です。一番楽しめると思います。

1号路の注意点

麓から最もキツイルートです。

途中から一気に高度を稼ぐため、傾斜がかなりきつい+コンクリ

コンクリ舗装の道を登っていきますが、途中から急登が続き、足を鍛えていない方は中腹に付くまでにへとへとになっていると思います。

麓から中腹までトイレもなく、電波が入らないエリアが一部あります。

ケーブルカー駅からは完全に観光用の道。お祭り感がある

中腹以降は観光路に変わり、飲食店やサル園、薬王院などとても賑わう王道ルートになります。

下山時に1号路を使うと、皆様辛そうに登っているのが印象的なので、よほど混んでいるとか麓から登りたい訳でない場合使わないほうがいいと思いますね。

4号路の注意点

自然の中を歩く道の中で最も人気の高いルートです。吊り橋があるコースですね。

秋の時期は吊り橋で撮影とかはできない

注意点は舗装路ではないので木の根や石が飛び出ている箇所が多いことです。道は途中まで細く、谷に面しているので躓くと滑落する可能性があります。

日頃山を歩かないひとこそ出っ張りや、崖側の踏み外しに注意

谷沿いの日陰なので気温もかなり低く感じます。道の変化が大きいので、自然に興味がなくても楽しめるルートだと思いますね。

中旬の紅葉事情

16日時点で紅葉にはまだ早いというのが結論です。

中腹の最も鮮やかだった紅葉。日差しが色づきには重要

麓の一部や中腹の一部、山頂では色づいているものもありますが、モミジの紅葉にはまだ時間がかかりそうです。

1号路のイヌブナ。淡い色が素敵

リフト→1号路→4号路→1号路をたどりましたが、日当たりの良い1号路が一番色づいていました。

薬王院周りの紅葉ももう少し先

日陰である4号路は正直始まってすらいないと言う感じなので、紅葉目当てで1号路以外を選択するのはオススメしません。
特に良かった場所を抜粋して紹介します。

ケーブルカー周りにはちょいちょい良さげなものがある
薬王院と紅葉
緑色も光に当たるとかなり綺麗
山頂周りは週末頃いい頃合いになるかもしれない
同じく山頂
1号路唯一の利点、金毘羅平のイチョウ。これは見事な色づきだったのでせっかくならぜひ

逆に4号路の雰囲気です。

4号路も時期が来ればかなり黄葉がきれいです

山頂もまだまだ色づきは甘いですね。しかし、地味な色変化はあらゆる植物で起きているので、赤ではありませんが様々な色は楽しめました。

色を楽しむなら中腹と山頂の2択というくらい極端。日当たりが足りてない

飲食を楽しみたいなら?

高尾山は1号路に限り飲食店があります。

薬王院手前の団子や。種類が豊富

多くが団子屋ですが、ケーブルカー降りてすぐと山頂には店内で過ごせる場所があります。

山頂にはとろろそばなどが食べられるお店もある

秋の時期にはどこも大変混雑しますが、観光地によくあるマズイものではなく、ちゃんと美味しいため列に並んで購入してみるのもおすすめです。

右下の集団が天狗焼きに並んでいる。私は天狗より団子のほうが好きなので食べたことがない

一番人気は天狗焼きですね。

なんやかんや美味しい団子

私は中腹の団子が好きで、くるみ味噌の団子をよく買います。

秋の爽やかな陽気の中で食べるお団子は、鮎の塩焼きのようなスタイルで提供されるのでなかなかに美味しいです。

他の場所ではこういったスタイルはなかなか味わえないのでおすすめです。

山頂から下り、更に進むと茶屋がある。平日お昼でこの混雑な知る人ぞ知る場所

また、持ち込み可能なお店が山頂より先にはあります。山頂より奥に下っていき、もみじ台という所(山頂から200m程)は、平日のお昼でも人が少ないおすすめの食事ポイントです。

300円以上の購入が条件となりますが、おにぎりにも合うなめこ汁がとても美味しいです。

濃いめの味付け非常に美味しい。ちなみに量も結構多かった

なめこは高尾山のものではないよくある煮たやつだと思いますが、山頂で塩気のある味噌汁というのがこの時期暖かくて嬉しいです。
私的には高尾山の食事で一番記憶に残っているのはこのなめこ汁です。
おすすめ。

現在は450円でした。

下山後はカフェもぜひ

高尾山口周辺のおすすめカフェの紹介です。

土日は混みますので、当然気をつけましょう。

タカオコーヒー(TAKAOコーヒー)
毎度ここによるのを楽しみにしている。おしゃれカフェ

高尾山口で私的には圧倒的におすすめのカフェです。

お値段は正直高いのですが、並んでも入る価値のあるカフェだと思います。

疲れた体に落ち着く色合い

内装に電球質のライトを利用しており、とても落ち着けます。

最大の特徴は山中湖で有名なペーパームーンという人気店のケーキを扱っている点です。

疲労していると更に美味しいティラミス。しっとりしていてお酒感もある

スイーツ好きならここのケーキは食べておいたほうがいいですね。(混雑次第で売り切れるので注意)

ショーケースにケーキが並んでいます。

名前がついているのですが、papermoonの名がついているケーキを選びましょう。(重要)

季節によりますがティラミス、マロンケーキ、ショートケーキ、チョコレートケーキあたりです。

春限定のいちごのショートケーキ。これも非常に美味しかった

およそ1ピースで900円ほどしますが900円ならまた食べに来ようかなと思わせる味わいです。特にティラミスは絶品で、このケーキを食べに高尾山に来ているようなものと言っても間違いではないです。

タカオコーヒーオリジナルとペーパームーンのものがある。タカオのはかなり重い

(パウンドケーキ型のものがおそらくオリジナル)

タカオコーヒーオリジナルのケーキはいまのところ私には刺さっていません。まずペーパームーンのものから試して、次以降チョイスするのがおすすめです。

今回頂いたラテとモンブラン。ペーストはかなり美味しいが、上のメレンゲや内部のクリームの主張が強い(タカオオリジナルと思われる)

コーヒー類も美味しいので男性の方でも楽しめるはずです。ブラックがだめでもカフェラテもあります。

ちなみにケーキはアルコールを使っているのでクルマの方は食べないほうがいいかもしれません。

高尾599ミュージアムカフェ

高尾山の自然を紹介するミュージアムに隣接するカフェです。

ミュージアム自体が面白く、ガラス張りで開放感のあるスペースがいいカフェです。後述のタカオコーヒーが非常に混んでいる場合の選択肢としておすすめです。

まとめ

今回の記事では高尾登山の注意点や紅葉情報などを初めて登る方向けに紹介しました。
イベント感の強い秋の高尾もこれはこれで楽しいです。興味のある方はぜひ登ってみてくださいね。
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なぜ紅葉するのかを知っておくと紅葉がより楽しくなります。紅葉の季節にぜひ。
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ちょっと滞在してムササビを探してみるのも楽しいと思いますよ。寒さ対策とライト、できれば複数人で行きましょう。