タマムシの死骸は珍しいもの?
キラキラした虫はとても人気があります。

虫を知らない人でも虫が大好きな人でもキラキラした虫を見たり捕まえたりするのは大好きです。
タマムシはヤマトタマムシという名で呼ばれており、身近にいないと思われていますが実はかなり身近にもいます。
捕まえ方は別記事などで紹介していますが、運よく死骸に遭遇した場合でもヤマトタマムシに遭遇するチャンスかもしれません。
タマムシの死骸は付近に生息しているサイン
ヤマトタマムシは出現期間が意外と長く、早いと6月上旬ぐらいから出現しています。

個体数のピークはおよそ7月の中旬から8月の上旬ぐらいとなります。
およそカブクワの時期と重なることやお散歩のときなどにうっかり死骸と遭遇するかもしれません。
タマムシは基本的にはエノキを始めケヤキなどの植物の葉を食べています。

普段は樹冠(じゅかん)といって木々のとても高い所を飛び回っているため目につきませんが、その辺の公園や神社、河川敷を始めかなり身近で見つけることができます。
こうした情報を知らなくても出会えるのが死骸です。タマムシの死骸はその美しさを間近で見る以外にもタマムシ自体を探すのに大きく役に立ちます。
タマムシの死骸を見つけたら付近にエノキやケヤキが無いかが探してみましょう。

エノキは葉の縁に途中からギザギザが出たり、夏には緑から黄色、オレンジなどの実を付けています。
ケヤキは樹皮がはがれやすい特徴があるため、慣れると樹皮でも見分けられます。

葉はざらついており、紙やすりのように荒いのが特徴で縁のギザギザはかなり大きい特徴があります。
そうした葉や樹皮を頼りにして木を見上げればタマムシがいる可能性がとても高いです。
死骸を保管したい?
タマムシの死骸を発見してその綺麗さに思わず補完したくなることがありませんか?

タマムシの体は構造色と言って光を反射する凹凸によってできています。つまり死んでも色合いが抜けることはありません。
昔からタンスに仕舞ったり装飾として利用されていますが、これはタマムシの色合いが死んでも抜けない構造をしているからいつまでも美しく保てるのです。
キラキラした虫を持つことで縁起が良いとされますよね。

ただし屋外で死んだタマムシには筋肉や脂肪などが含まれています。
おおよそ死んだ個体は放置されており、死の直後だと腐敗臭がかなりします。これを保存するのはかなり気分が悪いですね。
ただ、死骸の中には腐敗してアリなどに食べられて匂いなどがあまりないものもいます。そうしたものは扱いやすいですね。

臭いタマムシについてはもう腐敗しているのであまり持ち帰ることはお勧めしません。
抵抗がないなら持ち帰って洗浄したり、そのままさらに乾燥させてしまうという手もありますが、その匂いは取れません。
一応奥の手としては水につけて放置して中身をドロドロに溶かせば翅などは綺麗になります。ただし匂いが非常にきついのでそこまでやるかはお任せします。
逆に中身が食べられてしまっている場合や足や頭が取れている場合にはスカスカな場合があります。

こういう場合には持ち帰ってももう匂いがしなかったりすることが多いので保管しても良いかと思います。
お庭などで放置しておくとアリが綺麗に食べてくれるかもしれませんね。
美しい姿で保存したい場合にはどうしても生きた個体を捕まえて標本づくりの作業で素早く乾燥される必要があります。足など整えなくても匂いが抑えられるだけで印象が大きく変わりますね。
死骸を拾いたい場合
タマムシの死骸に出会いたい場合にはポイントがあります。


タマムシはエノキやケヤキを利用しますのでそれらの木の周辺の下を探すことや雑木林の下を探していると見つけられることがあります。
時期についてはシーズン中となる6~8月十ぐらいまでチャンスがあります。
特に出会いやすい時期の傾向はありませんが、体感では個体数のピークとなる7月下旬頃~8月上旬ごろに目にすることが多いような気がします。
とはいえ偶発的なものなので別記事にあるように基本は生体を探しつつ、別の可能性で死骸を探すぐらいの方が狙う場合には楽ですよ。
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