館林つつじが岡公園のツツジと見頃の時期。旧秋元邸やSUGAR HILL CAFE など周辺情報も紹介。

名所のツツジを訪れたいなら館林へ

まさか小型のクルメツツジを見上げる機会があるとは思いませんでした。

今回はツツジやお花が好きなら絶対に訪れて後悔しない名所、館林つつじが岡公園がいかに名所なのかという点を紹介していきます。

名所のツツジを訪れたいなら館林へ

見頃の時期

訪問日は4/17日で、多くのツツジが見頃を迎えていました。この冬は暖かく、花の咲きは早いタイミングだったので暖冬では４月中頃、冷え込みが強いと下旬頃に見頃を迎えそうです。（HPに細かく情報が出ます）

到着してツツジを眺めると事前情報通り刈り込みなどではない自然樹形を生かしたツツジたちです。

しかし、私の知っているレベルの自然樹形を超えています。クルメなどの小型ツツジが私の背丈を優に超え、伸び伸びと枝を広げています。

こうした満開のツツジを維持するのは非常に大変です。

館林は夏には39℃を記録するような猛烈な暑さで有名ですし、webではベニモンアオリンガという花芽を食い荒らす天敵に関する論文もあることからこの地も外敵は多いはずです。

その状況下でこれだけの花つきというのはツツジを多少かじっている私からしても信じられないくらいです。それだけの手間をかける愛に感動です。

入り口のツツジです。

まさかクルメツツジを見上げる機会があるとは...。あまりにも驚きです。

この公園のツツジは詳細は不明ですが古木らしく、園内には樹齢800年を超えると推定されるツツジも有りました。

枝の雰囲気に松の盆栽のような年季を感じますね。花だけでなく枝ぶりもツツジらしくなく見応えがあります。

園内ではこのように所々にポイント紹介的な文言があり、歩いていてとても面白かったです。おすすめポイントは
つつじのトンネルが良かったですね。大きなクルメツツジの下を歩くことができます。写真映えポイントとして人気なことでしょう。

まるでツツジが手を伸ばしているかのような通路もたくさんあり、ツツジというテーマを利用したアトラクションのように楽しめました。

花の割合がすごいです。ツツジは今年伸びた枝先に花数が多く付く傾向にあるはずなのですが、ここのはどれも花数が多いんですよね。

適切な肥料をあげることで花数が増やせるのでしょうか？あまりにも気になります。

これだけ花が多いと虫が苦手な人はハチ類を心配するかもしれませんが、不思議なことに蜂はあまりいませんでした。風が強かったからかもしれません。

時間による色の変化が楽しい

私が訪れたのは午後一番でしたが、花を美しく見たいのであれば朝一番もしくは午後終わりなどの日が傾いている時間がおすすめです。

ここでは時間による色の変化を写真で紹介します。

お昼ごろになると太陽は真上に近くなり、花にできる影が強くなります。（コントラストが強い）

その結果明暗がかなりはっきりとしてしまい、特に赤系で顕著なのですが色が潰れたような印象になってしまいます。

左は閉園時間間際の１６時過ぎ、右は１時頃の同じ位置からの写真です。

右のほうが明暗が濃く、たぬきの顔が怖いですよね。

ピンクの鮮明さもより白っぽくなっています。カメラでこの差なので、実際に見ると色の柔らかさが大きく違います。

つつじが岡公園は開園が８時～１６時と後ろが短いので、美しく見たいなら午前早くがオススメです。

近場にはあしかがフラワーパークという花の名所もあるので、セットで行くのもオススメです。

同じく閉園間際の１枚。

色濃く柔らかく映ります。

これは逆に言うと同じ敷地内でも色合いがどんどん変わっていくということなので、この点を抑えておくとより楽しめるはずです。

周辺でおすすめのSUGAR HILL CAFE 定休日に注意？

つつじが岡公園の入場口付近にあるSUGAR HILL CAFEは入場前、退場後にくつろぐ際におすすめです。

入り口にあるので公園の途中退場はできませんので気をつけましょう。

月曜定休日らしいのですが、満開時期は月曜日でもやっており、運良く利用することができました。

観光地のお店にあまりいい思い出はないのですが、こちらのカフェはかなり良かったです。

外のベンチでは満開のツツジを見ながらハンバーガー（９５０円位）を楽しめました。アンガスビーフ100％でかなり肉肉しい満足度の高い１品です。

ロケーションと合わせて1500円くらいなら出してもいいかなと思えるハンバーガーでした。観光地で美味しいのは素晴らしいですね。
コーヒーなどもあり、休みながら感想を言い合うのに最高の場所ですね。