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よみうりランド周辺の桜のお花見ポイントと三沢川沿いで美味しいサンドイッチが味わえるTiam

桜のお花見によみうりランドや稲城へGO

よみうりランドに近い絶好のお花見ポイント。ランドで遊んでから、夜桜も楽しめる。

春といえばお花見の時期です。東京神奈川に住んでいる人の中にはいいお花見ポイントがないか探している方も多いのではないでしょうか?

よみうりランドの近くには三沢川という川があり、ここは桜の隠れた名所としてとてもおすすめできる場所なんです。

今回は遊園地で遊びによみうりランドに訪れるならついでによってほしい三沢川の桜と、春以外でも小さな自然が楽しめるこの川の魅力を紹介していきます。

よみうりランドに近い三沢川は桜のスポット

よみうりランド駅からは5分かからない程度で三沢川にアクセスすることが可能です。

アメリア。三和が入っているのでここで買い出ししてもいい。

商業施設のアメリアを目印にして進めばその裏手側に川が流れています。

ここは都市部ではなかなか味わえない小川感が味わえる癒やしポイントとなっています。

春や土日に訪れれば子どもたちが水辺で遊んでいる光景があります。

個人的にもこの区間が好き

こうした水と緑に季節のお花と桜が楽しめるのは春の三沢川ならではですね。

三沢川の桜はよみうりランド駅よりひとつ先の稲城駅付近からは始まっており、このアメリアの付近までずっと続いています。

この区間では緑とピンクが作るどこか懐かしさを覚える空間を味わうことができますよ。

よみうりランド側の魅力

三沢川におけるよみうりランド側の魅力としては何と言っても河川敷に降りられるというところにあります。

護岸の下に降りてこのように水際まで行ける。サンダルなら入れる。

稲城方面の区間は河川敷には降りられません。

ゆったりと時間を過ごしたいのならばこのアメリアの裏側は非常におすすめです。

ブルーシートを持参して木陰でも桜の時期なら日当たりもそこまで気になりませんので、川のせせらぎと緑、桜の広大なピンクに河川敷に生えている花々を愛でてゆっくりと過ぎていく贅沢な時間を堪能できます。

夕方には濃いピンクの桜が姿を見せる

このエリアの桜は巨木が多く、河川敷は桜よりも一段落低いので連なる大きな桜たちの大きさを堪能できます。

緑道には苦手な人も多いかも知れませんがお花が多いので昆虫たちも見られます。

護岸の隙間に植物が入り込み、カーテンのようになっている

桜の時期にはマメ科のカラスノエンドウにテントウムシの仲間が来ていたり、紫色のショカッサイや黄色のアブラナにモンシロチョウがきています。

川にはコイがおり、小魚などを取ろうとしてか掬おうとしている子どもたちの姿がありました。

写真右奥に広場があり、親水公園のようになっている

桜を見るのは多くのさほど自然に興味がない人でも良いものとして刷り込まれている風景の一つですが、ここではそれに加え子どもたちが自然の中で遊んでいるというもう一つの我々に刷り込まれたいい風景を味わうことができます。

これは他の桜の名所でも味わえないよみうりランド側の三沢川の特徴の一つと言えます。

アメリアにある三和や後述の川沿いにあるサンドイッチ屋でテイクアウトをすると、忙しい日常を忘れてまったり過ごせるため、本当におすすめです。

上ばかりでなく川にも注目

三沢川の桜は川に枝が伸びだし、河川敷に降りていくように整えられているという特徴があります。

まるで川が桜で蓋をされているかのような箇所もある

写真映えする桜のスポットという感じで、多くの方が川と一体になって見せてくれる桜の美しさに酔いしれています。

桜の回廊。道沿いでは桜が頭上を塞ぐ眼福な光景が。

品種はほとんどがソメイヨシノなのですが、中にはヤマザクラ、オオシマザクラが数本混じっており、この2種は開花とともに葉を出すという特徴があるため、花期に花のみをつけるソメイヨシノの中に混じっていると目立ちます。

そんな桜の回廊を歩いていればそのピンクを引き建てているのが河川敷にある緑色の植物たちであることに気がつけるはずです。

ピンク以外にも柔らかい新緑の緑が彩ってくれる

三沢川は河川敷にちゃんと土があり、その上に植物が繁茂しているのが都市部の多くの川との違いです。

これにより水質浄化の能力があるため、河川敷で嫌な匂いがしないというメリットに加え、色々な生き物が観察できるのもこの川の魅力です。

こんなにウグイがいるのは始めてみました。桜より興奮かも。

例えば2024年では小魚を食べるカワセミという鳥に出会えましたし、2025年には大量のウグイを見ることができました。

この時期は繁殖期でお腹が赤くなっており、桜には負けてしまいますが川の中では非常に目立っていました。

カルガモもいる

桜ばかり気にしてしまいがちですが、川の中にも目を向けてみると色々な生き物が動いており飽きが来ません。

もちろん桜にも蜜を狙ってミツバチが来ていたり、ヒヨドリなどの鳥、観光客のおこぼれを狙う鳩などが見られます。比較的自然が見られる川だからこその楽しみ方ができますね。

川沿いにあるカフェ、Tiam

個人のケーキ屋、パン屋、蕎麦屋などに入れるぐらいの勇気は必要かも。

季節を問わず三沢川に訪れればこうした自然を堪能することができます。しかし特に春の時期には美しい桜に美味しい食事をあわせたいですよね。

カフェTiam。なんとなく入りにくい印象のお店だが、興味で入ってみることに。

2025年にこの川沿いにTiamというお店を見つけまして、このお店のサンドイッチが非常に美味しかったのでこの地を訪れる方におすすめしておきます。

Tiamでは10種類程度のサンドイッチが並べられており、フルーツサンドが半数、惣菜系が半数という感じです。

私は今回初利用なのですが、店は一見すると入りにくい印象を受け、お店に入れば買わずには出にくいかなという印象を受けます。

別件があったのでここでは食べなかったが、テラス席で食べたら格別でしょうね。

お値段は平均すると400~580円の範囲内(2025時点)で収まるという感じでイートインも可能です。

私はフルーツサンド大好き人間なのでフルーツサンドから3種、惣菜から1つ選びいただきました。味に関してはどれを選んでも美味しいだろうなというラインで、満足度はかなり高いと思います。

クリーム、桜あん、きんぴらなどの引き立て役の素材が美味しい。小鉢が美味しい定食屋のような安心感があり、おそらく何食べてもうまい。

特にフルーツサンドが美味しく、多くのフルーツサンドはクリームの主張が強すぎてクリームの味をフルーツでリセットするようなものがおおいのですが、ここのはフルーツを引き立てるためのクリームと言う感じです。

甘みはかなり抑えられていますがクリームの濃厚さは強く、主張はしないけれども果物の酸味や甘味を引き出してくれるような素晴らしいフルーツサンドとなっています。

惣菜の方はテリヤキチキンときんぴらレタスサンドのようなものを食べましたがこれも美味しかったです。欠点を述べると具材が豊富すぎて食べにくいということでしょうか。贅沢な悩みというやつですね。

見ての通り具材はパツパツ。フルーツサンドは断面以外にも裏側にフルーツが入っており、細部に手を抜いていないのが好ポイント。

惣菜サンドイッチはぎっちり食材が入っているのでどれも満足感は高いでしょうね。桜を見ながら食べれば思い出に残るレベルには満足度が高かったです。

稲城には桜以外にも訪れることがあるので毎度の楽しみに個人的にしたいと思います。

注意点としてはサンドイッチは売り切れ次第終了となり、私が観察していた限りではこの時期だと14時半ごろに売り切れている日がありました。

詳細はこの看板より。

販売数自体は多くはないと思いますので、よみうりランド周辺に来てTiamに行きたい方はご注意ください。

定休日は2025年時点で水、日。お店は10時オープンです。

桜の時期でなくともよみうりランド周辺に来たらよってみて欲しい良さがありましたね。

ということでお花見時期は特におすすめ、それ以外の時期でもフルーツサンドやサンドイッチ、カフェ好きの人はよみうりランド周辺に来たら三沢川沿いを満喫してみてください。

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