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オオクワガタの幼虫がマットの上部に移動?酸欠に気を付けよう

オオクワ幼虫がマットの上に?

オオクワガタの幼虫をマット飼育のために堅詰めしたきのこマットの瓶に移動させてからおおよそ1か月ほどが経過しました。

このようにマットの上に不自然に出てきてしまっている

期間中数日に一度ぐらいのペースで様子を見ていたのですが、この年末のシーズンに容器を見てみると10匹の幼虫の内6個体ほどが瓶の上部の蓋のほうへ出ていました。

明らかに何かしらのサインであることを感じ取り、酸欠の可能性を考慮して対処した結果再び幼虫は潜っていきました。

その様子を紹介していきます。

上部に幼虫が出てくる異常事態

堅詰めマットに幼虫を導入してからというもの、幼虫自体は瓶内を自由自在に動き回っており、サイズも上がってきているなぁという感じでみていました。

クリアボトルなので生存確認の痕跡を確認しやすいのが利点

時折瓶の外周に幼虫が姿を現してくれるため、生存確認ができたり壁面に穴が開いているといつかここを通ったんだなとわかる形で幼虫飼育もなかなかに面白いものだなと思ったものです。

先日の夜に様子を見てみるとこの瓶の上部にオオクワの幼虫がまとまって出てきています。

1匹ならたまたまかなと思ったのですが、複数匹が同じような症状を見せていたため、何かしらのサインであると考えました。

ぱっと思いついたのは酸欠とマットの再発酵のどちらかなというところです。原因について検証していくことにします。

酸欠説

まずはこれですね。

一応穴が開いている様子が見られます。ただ結露も激しいため、あまりよくなかったか。

そもそも容器の側面に小さな穴が開いている程度の管理であるため、一番起こりそうなこととマット内に白カビ類や菌糸の仲間が張り巡らされているため、酸素の消費量はかなり上がっているのではないかなという疑念が生まれました。

酸欠を解消するためには穴の数を増やすか、上部に大きな穴をあけるなどの対策が必要となります。

いったんふたを開けて酸素を供給し、穴の数を増やして翌日の幼虫の動きを見てみることにします。

結果的に翌日には潜っていたので酸欠説が濃厚となりました。

分かりやすいサインでよかったよかった

今後個体が大きくなっていくと側面の穴だけでは足りないことが分かりますので、上部にキリを始めより大きな穴をあけて空気を確保してあげることが重要となりそうですね。

SNSなどを調べると幼虫に限らずPPボトルにおける飼育においては酸素不足になることがよくあるようです。皆様も空気穴は必要以上に大きく開けておくことをおすすめします。

一応私の管理下での酸欠例として紹介しておくと、先端1mmぐらいのもので外周に5つほど空気穴をあけていたものです。容器は700mlと900mlです。
現在は倍程度穴をあけてみました。後程ふたの部分に1㎝ほどの大きな穴をあけようと思います。

マット再発酵説

もう一つ考えられたのはマットの再発酵説です。

空気、温度、有機物の炭素とチッソの比率、水分がマッチすると発酵が起こる

マットというのは有機物であるため、分解されます。微生物、カビ類が栄養分と酸素を消費し、適度な水分があると再発酵し熱を持ちます。

私はシカフンのたい肥化について勉強していたことがあるので分かるのですが、適切な条件がそろうと狭い密度でも温度は上昇し、量が多いと55度以上にもなります。

特にカビ類はたい肥化の発生初期に見られる典型的な発酵のサインであるため、同じようにマットに白カビが生えていることや蓋の上部に水滴がたまっていることからもこの説が考えられました。

壁面にある菌糸?や上部にあるカビ類などが熱を起こす

ただし、ガス抜きのようにふんわりと詰めているわけではなく堅詰めしていることが気がかりでしたね。

瓶を持っても温度が上がっているような感じはなく、可能性があるならば中心部で温度が上がっている可能性ですが今回は酸欠説のほうが簡単かつ対処の即効性があるためにそちらから取り組んだところ解決しました。

未発酵マットや一次発酵マットなど浅い発酵段階のマットを使用している場合で酸素を十分に確保している場合にはマットの再発酵説も考えられますので覚えておくとよいかなと思います。

幼虫の状態は確認しておこう!

ということで幼虫の管理は瓶に詰め込んで帰るまで放置!らくちん!なんて思っていたわけですが、やはり数日おきに様子を見てあげるの正しいですね。

今回4日ぶりに確認したがしてよかった

酸欠は今回は小さいながらも空気穴があったので大事にはなりませんでしたが、空気穴をあけずに密閉していると生体幼虫問わず個体の死亡につながってしまいます。

慢心せずにしっかりと観察を続けてなんとか羽化までつなげたいところですね。

こちらのマットを使用しています。

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