何者かに食べられたシイタケの不思議
毎年この冬の時期はシイタケが出る時期です。

ここ数年天然のシイタケを見つけているエリアがあるので今年も様子を見に行くと前年通り小さなシイタケが出ていました。
数日後にそろそろ食べごろなのではないかなと様子を見に行くとシイタケが無い。こんな場所に人が来ているとも思えない場所でこれが3度繰り返されました。
私以外にシイタケをこんなところで狙っている奴がいるとも思えない。。犯人は何なのか考察してみることにしました。
シイタケを食べた犯人はまさか...?
きのこを食べる生き物としてはぱっと思いつく感じではキタリスの仲間のベニテングダケ食いやナメクジなどの捕食、サル当たりの動物がまず思い当たりました。

ニホンリスはこの地に生息していますがキノコを食べるという話があるのか不明です。
ナメクジは季節的にも厳しいでしょう。
サルの仲間が候補でしょうか。しかしこの倒木の周辺にあるものが増えていることに気が付きました。
このエリアはシカがたくさんいることで有名です。

実際に地表にはシカのフンが落ちており、今年は特に密度が多いようです。
私はいしづきから取られていることからてっきり人によるものかと思っていたのですが、3度目のシイタケの消失後、木に角で削った様な怪しい痕があることに気が付きました。
これはまさかシカやイノシシなど角や牙などを持つ生き物がシイタケを食べたのでしょうか。

情報を求めてみると大分県のHPにてシイタケとシカのお話が載っており、これによれば群れの中で勇気をもってシイタケを食べた個体が仲間内に知らせることで個体群にシイタケの味が知られるようです。
私は実は昨年にもこの場所のシイタケがシーズン後半に無くなることを経験しており、その時も人だと思ったのですが、きっと昨年からシカに食べられてその情報がシカ内町内会議で伝わり、美味しいものが生える場所として認識されてしまったのですね。

シイタケが生えることから中々に見どころがある場所だったのですが、おそらく他の場所のものも同様に食べられてしまっているでしょう。
シカの学習能力の高さに恐ろしさを覚えた体験でした。
しかし生のシイタケには毒があったと記憶しています。

これについて調べてみるとやはり生のシイタケを食べることで食中毒を引き起こす可能性があることが食品安全委員会のシイタケに関する情報から分かりました、
哺乳動物である人にシイタケ皮膚炎の症状が出るならば、同じくシカにも症状が出そうなものですが大丈夫なのでしょうかね。
とりあえずシカの分布があるところではシイタケの採集が難しくなりそうだなと感じたので、同じように天然のシイタケを探したいと思っている方は気を付けてください。
天然シイタケ食べたかったですねぇ。
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参考文献
食品安全委員会食品安全総合情報システム
https://www.fsc.go.jp/fsciis/foodSafetyMaterial/show/syu05590400475
大分県 シイタケ普及指導情報第42号
https://www.pref.oita.jp/uploaded/attachment/1018282.pdf