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相模川や多摩川でのヒラタクワガタ採集。河川敷でクワガタを探すならオニグルミとヤナギを見るべし。

意外な盲点、河川敷クワガタ採集


クワガタ採集といえば山に決まっている。

果たしてそうでしょうか?実は川沿いも良いポイントであったりします。

山ほど樹種も多くなく、涼んだり川遊びも可能です。

早速相模原エリアで様子見をしてきたので成果を報告します。(河川全般で使えます。)

(記事最終更新2025/11/21)

近くの河川のオニグルミでラクラク採集。


川沿いはクワガタに遭遇しやすいおすすめのエリアです。クワガタは木材から発生しますが、河川には上流部から木材が流れ着いたり、定期的なかく乱(増水)により倒木が発生したり漂着するためです。

採集の際には雑木のセオリーであるクヌギやコナラではなくオニグルミという木を眺めていきます。

この時期はブドウのような緑色の実がなってますから簡単に分かりますよ。

また、昼間でも成果を上げやすく、軽い採集におすすめです。とても暑いので熱中症対策だけはしっかりしていきましょう。


具体的な場所は秘密ですが、川沿いにはオニグルミがたくさん生えています。

この根本から枝先までをじっくり眺めていくのがルッキングという採集方法です。

オニグルミのように細い木であれば、蹴りを加えることでも結構クワガタが落ちてきます。

木の幹には写真のような黒ずんだ箇所が見られ、こういった場所から樹液が出ています。

樹液は主にカミキリムシやボクトウガ、コウモリガなどが貢献しており開発などを除いてこれら樹木加害性の昆虫が絶えずみられるため樹液の木が安定的に見つけられるのが河川敷の強みです。

昼間なら蝶やカナブンが飛んでいるor既についているかと思います。

結構しっかりと見ていかないと確実に見逃しますので、注意深く見てくださいね。

開始早々数分でノコギリクワガタのペアに遭遇できました。

山や雑木林のクヌギやコナラは多くの人に見られていることも多いのですが、相模川河川敷の場合ヒラタクワガタ狙いの人が多く、コクワ、ノコ、カブトムシは相手にしない(大きいとかを除く)人もいます。私もそのタイプです。

相模川河川敷の1区画に昼間に3時間ほど滞在してノコギリに6頭ほど遭遇できました。

昼間に下見をしておけば夜間にはかなり楽に成果を上げられると思います。まさに穴場ですね。

成果は上げやすいが、リスクも有るヤナギの樹液採集


やなぎの木は河川敷の大黒柱です。弱々しくしなりのあるような細いシルエットが特徴的で、水辺の多い環境に生えています。

初心者向きではありませんが、下草の生えているヤブを超えていくことで良質なやなぎの木に到達することが可能です。

相模川ではこのヤナギがよく生えています。背丈は小さいものから大きいものまでどれでも付いている印象です。

思うに樹皮が柔らかいので、細枝は自身で傷をつけて樹液を出せるのでしょう。太い木でもゴマダラカミキリが加害しているのを見ました。

マムシ、スズメバチなどのハチ類、コマチグモなどの毒グモ類、何よりも厄介なマダニなどに遭遇するリスクはありますが、ヒラタに遭遇する際には避けては通れないリスクです。
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河川敷採集する場合はディートを含む薬剤の利用を推奨します。

オニグルミのルッキングは遠目からでも成果を挙げられる比較的安全な採集方法です。

一方ヤナギの木にぐっと近づく樹液採集では上記のリスクと引き換えにコクワ、ノコ、カブトムシに非常に簡単に遭遇できる方法です。運が良ければヒラタにも会えます。

林の内側の入りにくい所には、幹がめくれたりしてできた穴が空いていることが多く、こうした所にクワガタが潜んでいます。

結果としてオニグルミルッキングでは6頭程度だった成果も、ヤナギ樹液採集に切り替えることで+コクワ10、ノコ6、カブト3程度に増やすことができました。やはりヤナギは強い。

非常に印象的な小さい体に大歯のノコギリクワガタ。川沿いはやはりクワガタが多く見られて楽しいですね。

暑いこととダニ類への注意、マムシの危険性のリスクを天秤に乗せてそれでもとってやるという方は対策をして足を運んでみてください。

今回はヒラタには遭遇できませんでしたがヒラタが来そうな木も多く、これから7月中旬にかけて楽しめそうな印象を受けました。

採集者のレベルに合わせてルッキング→藪こぎ樹液採集と段階を上げて楽しめ、かつたくさんの甲虫に遭遇できるので興味のある方はぜひ挑戦してみてください。

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(ブログ内カブクワ関連の殆どがこの記事より読めるようまとめました。情報収集にぜひどうぞ。)

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