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大量発生しているクワガタやカブトムシを狙うには?。東京や神奈川で簡単に出会える樹液の探し方を紹介!

ナラ枯れの影響でカブクワが大発生!?


クワガタ採集に挑戦し、捕ることができなかった経験をした方は多いことでしょう。

山の方にまで出向いたのに成果は無かった。なかなかに辛い話です。

ところが昨今の関東では町中などにあるちょっとした雑木林でたくさんのクワガタに遭遇できる可能性があります。

今回は夏の間に役立つ樹液の探し方や、ナラ枯れなどの昨今の情勢を用いたクワガタ探しの方法をお伝えします。

(記事最終更新2025/11/20)

カブクワが大量発生している?異変の理由とは

実は近年の関東エリアでは驚くほどにカブクワが大量出現しています。しかも山ではなく平地で。

これは誇張表現ではなく、ちゃんと根拠があります。

とはいえ大量発生はコクワやノコギリ、カブト程度の普通種に限る

その根拠は特にクワガタの生態から考えれば分かりやすく、発生木となる広葉樹(特にクヌギやコナラ)の枯死木がナラ枯れという現象により大量に生み出されていることと成虫の餌となる樹液が同じく大量に出現することで、クワガタの成長に必要な条件がそろったためです。


このナラ枯れを知ればなんと!クヌギやコナラなど樹木を見分けなくてもたくさんのカブクワに遭遇ができるくらいパワーがあります。

大量発生の個体に遭遇したい方に向けて出会うための情報をこの記事で紹介していきます。

枯れ木や部分枯れのある樹木を見つける(2025年以降版)


関東圏で猛威を振るったナラ枯れは2025年現在ある程度の終息を見せています。2025年以降ではその名残を狙って樹液を探していくというのが効果的です。

このキクイムシは木には酷ですが、樹液を大量に流してくれるんです。現在では木々に残るそうしたまばらな黒いシミを見ていくことが樹液の発見に大きく貢献してくれるはずです。

キクイムシは4mm程の非常に小さな虫で、1本のクヌギやコナラに数千~数万匹で攻撃を仕掛けます。

木の内部に入り穴を開けるため、被害を受けた木からは大量の樹液が流れていることが多いです。。写真は攻撃を受け、発酵した樹液が流れているところです。

実は樹液というのは怪我と同じもので、木の内部が傷つかないと流れません。

樹液の発生要因にはカミキリムシ、ボクトウガの幼虫が主要要因として昔から知られています。

このキクイムシは関東圏で大きな話題になったのが2018年頃からであり、樹液を出す虫として一般にあまり認知されていません。
この虫。飛翔性に優れいわゆるカミキリムシなどがいない地域、減少した地域にも飛来して木を傷つけるという特徴があります。

なのでこれまでクワガタがいなかったor数が少なかった近場の雑木林や木のある公園が、思わぬ採取スポットになっている可能性があります。

とにかくこれまでの先入観を排除して、雑木林に立ち枯れの木がないか?あったら黒いシミがないか?探してみてください。

雑木林を見つけたら樹液の下見をしよう


枯れた木のある雑木林を見つけたら、まずは写真のような小麦粉をまぶされたような状態の木を探します。

これがキクイムシの攻撃を受けた木で、樹液の出る可能性があるものです。

木の種類が分からなくても安心してください。このキクイムシが攻撃するのはどれもどんぐりの仲間であり、粉さえ見つければ植物を見分ける必要はありません。

見つけるのが大変な場合、特に初心者はスズメバチやチョウが飛んでいる木がないか探します。

もしくはそれらを見つけたらどこに飛んでいくか追いかけます。彼らが樹液まで導いてくれるでしょう。

そうして昼間のうちに当たりをつけておいて、樹液の場所に夜行けば大当たりの可能性があります。

一つ注意していただきたいのはキクイムシの樹液穴は小さいということです。

樹液がダラダラ流れると言うよりは小さな穴が木に点在し、それに覆いかぶさるように虫たちが付きます。

なので一見すると何も無いところに虫がついているように見えます。

1つの穴に1つの虫というパターンが多いので、穴のある木を見かけたら注意深く探す必要があります。条件が良ければこんな素晴らしい木に都市部であっても出会うことができます。

ナラ枯れ被害木があるかどうか確かめる簡単な方法


各種公園ではキクイムシ対策としてこうした粘着テープが巻かれています。

これは初心者でも簡単に分かる樹液の出る木のサインとして使えます。

これを見てピンときた方も多いのではないでしょうか? このテープのある所に樹液性の昆虫がいる可能性はかなり高いです。ただし枯れ木なども多いので、周囲には十分注意しましょう。

切り株もかなり使えるサインです。

枯れたクヌギコナラが積まれているならば樹液がある可能性あり

特に身近な環境で枯死している木というのは現在ほとんどの場合においてクヌギやコナラです。

ナラ枯れで立ち枯れした危険な木を伐採したことを示すサインなので、切り株があるならばキクイムシにより加害されたことが分かりますよね。

つまりそのエリアではキクイムシに由来する樹液がある可能性が高いのです。

全部死んでいないのがポイント

部分的に枯れた木も樹液を示すサインです。

キクイムシにより木全体は枯れなかったものの部分的に枯れてしまったというケースです。

ただしこの場合には他の木も部分的に枯れるケースがあるため、判別が難しいです。

いい例としてはナラ枯れの半分枯れた木は、幹から葉が出る胴吹きという特殊な葉の出し方をする傾向が見られます。

写真のように不自然な幹からの芽生えが多ければ樹液を示すサインとして使えます。

おおよそこれらをサインとして使い、サインの数が多ければ多いほど大量発生しているカブクワがいる可能性は高いです。

従来どおりのカミキリムシの痕跡探しも並行しよう


キクイムシの情報を知るだけで他の採集者と大きな差をつけることができます。

これに従来のカミキリムシによる樹液の判断を加えることでより効果を上げることができます。

クワガタ採集における重要なカミキリはシロスジカミキリと言うカミキリです。

日本最大クラスのカミキリなのですが、クヌギやコナラに産卵します。

その際に横一列に産卵のための痕を残すという特徴があるため、これを見分けられると大きく役に立ちます。

カミキリは弱った木に産卵する傾向があり、最近はナラ枯れの影響を受けた弱った木に産卵しているケースも見かけます。

詳しく見ていくとキクイムシは小麦粉状の粉を出すのですが、カミキリは線状のゴボウのようなものを出します。

細長い木くずが落ちていればその木は当たりなので、目をつけておきましょう。

とはいえカミキリも最近は少ないので、効率で言えばキクイムシが圧倒的です。私もここ3年ほどは木のある公園や雑木林などでクワガタ観察することが増えました。山に行くのがアホくさいほど見られます。

もちろん山地にしかいないミヤマやアカアシのような種類を狙うなら別ですが、クワガタやカブトムシを取ってみたいという場合には探し方のハウツーを知っていれば以前ほど難しくはありません。
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今回紹介したのはカブクワ採集のノウハウの一端にすぎません。より詳しくポイントの開拓方法やツールの使い方を使用して初めてのカブクワ採集を親子で楽しみたい。これまで失敗続きだけど今年こそは!という方は親子向け自然ガイド歴あり、かつ実際に現役で採集をしている筆者のこれらの有料記事がおすすめです。

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