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2026年高尾山昆虫観察記5 個人的最速のミヤマクワガタ

ミヤマの姿が見たい初夏

ミヤマクワガタの時期がやってくるといつぐらいから姿が見えるのかなぁとそわそわしてしまいますよね。

今回遭遇できたミヤマたち。中旬でも強運の持ち主ならば出会えるかもしれない。

昨年の8月ぐらいからおよそ1年ぶりとなるかっこいいミヤマクワガタの姿は、時期が近づいてくるにつれて早く見たいぞとワクワクしてきてしまいます。

当地における発見記録では早いものでは6月上旬の記録などがあるようですが、私自身の記録としては6月の末も末のタイミングのものが最も早いものとなります。

今回は6月の中旬となるタイミングでシンジュサンという深夜に飛来する大きな蛾を探すついでにミヤマクワガタを探してみました。

シンジュサンはダメでしたがミヤマには出会えましたので報告です。

ミヤマクワガタに出会える気はしない

まず結論的な部分を述べると、この6月にミヤマを探すというのは非常に渋いのでお勧めはできないですね。

樹液が非常に少なく、まあ取れる感じがしない

改めて言うまでもないですが、個体数の少ない時期に探すメリットというのがほとんどないです。

ではなぜわざわざ私は探すのか?それは簡単です。

ミヤマに早く出会いたいからです。

ミヤマを探し木々を見て回る久々の感覚、今年の樹液の出をみて真夏に探す楽しみを増やす感覚、木の上でミヤマを見つけた時のあの興奮。

同行者、ハル氏撮影のもの。2匹目の個体。

基本的に大型以外は持ち帰りませんが、このミヤマを探して楽しむ感覚というのはやっぱり夏を先取りした感じでいいですよね。

何よりもシーズン中の一匹目の個体というのは、それはそれはサイズ関係なく特別なものなのです。

効率云々ではなく、その今年一発目のミヤマの姿を見たいから時期が悪くても足を運んでしまうんですね。

ちなみに赴いた感じでは今年は涼しいこともあり取れる感じはしないです。

ミヤマの巡回

過去の傾向から見てもこの時期の樹液の出はかなり悪いです。

昨年真夏の感覚と比べれば、別の場所といえるぐらい感覚が違う

春から足を運んでいるとわかりますが、やはり標高が平野部よりもあるので涼しく感じます。

故に温度が必要な樹液の出はかなり悪く、本当にいるのかどうか心配になってしまいます。

当地にいては樹液や外灯を活用した探し方がありますが、どちらを採用するのかは装備や時期など色々な面を考慮する必要がありますね。

過去見つけた情報などを活用しつついそうな場所を見ていきます。

樹液に来る虫の姿がないのである。アケビコノハ。

しかしながら昨年のものと思われる樹液のサインこそあれども樹液に来る虫の姿がほとんどありません。

なんなら初夏に出ていた樹液が干上がってしまっているようなレベルであり、カラカラもいいところです。

これは渋い予感がしますね...

まあそもそも取れたらいいなできているのですが。

ミヤマを発見

今回のターゲットはシンジュサンとなっています。そしてカメラ機材を更新したのにメモリーカードを入れ忘れたため、写真がほとんどありません。

シンジュサンといういい蛾がいるのだが、夜遅く、しかも数は少ないという問題児。

この蛾は明かりに誘引されてやってくることがほとんどなので、必然的にミヤマがついでに見られる可能性があります。

外灯には外灯の探し方があるため、そうした情報を活用しながら見ていくわけですが、蛾の仲間を始めゴホンダイコクコガネやセンチコガネなど虫自体は少ないながらも見ることができます。

しかし渋いですね...自然の中に足を運ぶと空気感というのがあるのですが、今日は取れる気がしない空気感が漂っています。

それらは温度、湿度、風などの複雑な環境要因から成り立っていますが、言葉で表すと涼しくてカラカラということです。

クワガタが好むのは暑くてムシムシですから、真逆ということになります。

こんな空気感でいるわけが...

今年の初ミヤマ。典型的なサイズ感である。

!?

ミヤマが明かりの下に落ちているではありませんか。

サイズ的にもだいたい見つかる高尾のミヤマというサイズ感です。

金毛がびっしりと生えており、まだまだ出たばかりというような見た目の個体です。やはり当地においても過去探せていないだけで個体自体は出現しているようです。

昨年は6/27とかに見つけていた

それにしてもシーズン初見のミヤマはやはりいいですね。

最近は昆虫ショップ巡りなんかもしているんですけれど色々な外国産のクワガタなんかと見比べてもミヤマクワガタって造形的に負けていないと思うんですよね。

これから彼らに出会えるシーズンが来ると考えるとワクワクしてしまいますが、夏は夏ですべきことがたくさんあるのと当地においては過去結構探していて満足しているので、ミヤマに力を入れるかは不明です。

最近は採集よりも虫を見つけることが楽しいようになってきた。行ける場所も増えるし。

そんなこんなでとりあえずミヤマには出会えましたのでシンジュサンが坊主でもまあまあ新しい情報は得ることができました。

過去記録の6/27日の記録を10日ほど更新することができましたね。しかしこの時期でも夜間は探している人がいることに驚きました。さすがに取れていないようでしたけれども。

真夜中に追加のミヤマ

シンジュサンの飛来に備えて一晩中虫を探していくわけですが、朝方に近づくにつれて気温というのは下がっていくわけです。

実際過去写真などを見ていても21時30分以前がとても多い

加えて彼らの活性は日没直後から22時程度までという話がライトトラップでの例などを見るにあるようで、クワガタにおいて長々とやるのは効率的な面で言えば賢いとは言えないかもしれません。

でもそんな奴はこの時期に来ていないと思いますので引き続き効率悪く探していきます。

あまり注目されない外灯をみに足を運んだ時のことです。時刻は1時ごろとシンジュサンが出てくるような時間帯ですね。

とある場所にひっくり返っているミヤマクワガタの姿を発見しました。

いや、追加のミヤマいるんかい

過去見つけたことがある場所なので何か虫はいるかな~程度だったのですが、まさかミヤマクワガタがこんな遅い時間にいるとは驚きです。

先ほどの個体よりも大きい感じで52~3mm程度の大きさでしょうか。

金毛は意外にも擦れており、上旬ごろに出現していた可能性があるのではないかなと個人的には考えています。

初年度に爪で出血したのを思い出した

(2023年の個体です。)
しかし改めてミヤマを扱ってみるとミヤマの爪ってめちゃくちゃ鋭いですね。

オオクワやヒラタと比べてもサイズ感の違いなのかこの大きさでも痛すぎてびっくりしました。

新成虫だから鋭いのでしょうかね。

6月中旬のミヤマの所感

ということでシンジュサンは結局現れず、記事にならない没データとなるものがまさかの2匹のミヤマ発見により記事化することができました。

やはり行ってみるのが大事かなと。得られた情報は無駄にはならない。

他の産地の事情を見てミヤマを探してみたいなぁ、行ってみようかなぁと考える方は多いかなと思いますが、非常に渋いのであまりお勧めはできないかなぁという感じです。

というか下旬時点でも結構渋めなので、中旬はそれはそれは取れる気がしないですね。

私も狙って取れるかといわれるとうーんという感じです。

同じ写真ばかりですが、次からは写真の品質が少し上がるかなと

それでもやはり出てはいるみたいなのでシーズン初期のあの1匹目の感動を味わいたい、もう一日でも早くプリティなミヤマに出会いたいという方は探してみるのも面白いかもしれませんね。

6月は平日はケーブルカーも早く終わってしまいますので、坊主を覚悟して挑むことになります。

その分見つけることができれば嬉しいものとなりますね。
(個体は小さいので持ち帰ってません)

高尾山シリーズ

pljbnature.com
前回は初夏のムカシトンボでした。
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2023年のものです。ミヤマ編です。
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2024年のものです。6/30とかだった気がします。
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2025年は6/27とかが最速です。