今峰で長時間焚くならこれ

今峰HIDライトトラップで一晩中やりたい。2~3時間ぐらいのゴールデンタイムにライトを焚ければそれでいいでしょう。どれぐらいライトを焚きたいかわからないなぁ。
ライトトラップを初めて購入してみるとこうした色々な分からないに出会いますよね。
ただでさえ今峰ライトには使える電源の規格が色々と限られていますから、合う規格のものを見つけるだけでも苦労するものです。
そんなどれを買うか迷うあなたにお伝えしたいのはライトトラップは長時間やりたくなるということです。
つまり大は小を兼ねる。迷ったらでかいのを買いましょう。
今回紹介するHIKARI A-PPS-WAは迷ったらコレを買えといえるぐらいの安定択なのではないかと思います。
A-PPS-WAを追加購入した背景
私は2026年の春にライトトラップを初めて購入し、ライトトラップはゴールデンタイムの2~3時間ぐらいやれれば十分すぎるでしょうと考えていたものです。
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虫好きであることは前提となりますが、この考えは甘かったと考えています。
ライトトラップなんてものをやってみたら2~3時間でいいやなんて当然思えないのです。
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楽しすぎてもう一晩中やっていたいし、虫仲間を集めてライトの下でワイワイと楽しみたい。まだ見ぬ走光性のある虫、鱗翅目の沢山の種類、オールシーズンライトで楽しみたいと思ってしまうのです。

当初に購入したbluetti EB3Aはその点親子層向けといいますか、ポータブル電源の容量がちょうどゴールデンタイムとなる2~3時間ぐらいで十分に切れるため、物理的に続行不可能になりますので採集の区切りとしてもいいように機能するかと思います。
ですが、虫好きには思ったよりも全然足りません。
むしろ最も気分の上がるところで終わってしまう感覚がありました。

そんなわけで追加のポータブル電源を探して出会ったのがHIKARIのA-PPS-WAです。
出力調整さえすれば一晩中これ一台で今峰ライトでのライトトラップができる優れもののポータブル電源です。
ライトトラップの電源においては必ずしも大は小を兼ねるとは言えませんが、よく分からないならば少し大きめの容量のものを買うことを強くお勧めします。
私のように2万3万の余計な出費をしないためにも慎重に考えましょう。
(電源2台持ちという荒業はできるけど)
A-PPA-WAのスペックとインプレッション
まずは今峰ライトとの使用におけるこの電源についてのレビューであることをご承知おきください。

重要なことですがライトトラップにおける電源の大事なところは総whで、これで何時間できるかが決まります。
この電源の今峰との接続や出力周りは問題ありませんので安心してください。
この電源ですが、576whと貯蔵できる電力が非常に多いにもかかわらず価格が定価で3万円前後、セール時にはさらにお安く購入することができます。

凄さを端的に言えば同価格帯の製品の倍以上程度の貯蔵能力があり、しかも詐欺製品ではなく表記通りに扱えます。

規格は今峰ライトに使えるDCピンジャックが二つあり、12.6V10AとV数に関しては推奨規格の12Vよりも高いのが面白い点です。
出力は126wまで出せますが、今峰ライトは102wまでなのであまり関係ありません。
しかし出力的に言えばライトはその値に調整するときにその数値よりも強い電流が流れるという特徴があるため12V10Aよりも少し強い出力を出しやすいという利点があります。

一方で出力を上げすぎるとバラストなどの部品で不具合が起きやすくなるなどの可能性がありますので基本は影響はないと考えておくとよいかと思います。
製品は中国製ですが販売は日本のメーカーであるらしく保障などが利くのもよい点ですね。
少なくともアマゾンには公式サイトがあり、販売どころもはっきりしています。

売って終わりが多い中華性の謎ポータブル電源(価格が異常に安い)の中でも信頼感は高めといえるのかなと思います。
この辺は壊れたりしていないので何とも言えませんが、印象は良いです。

製品の造形はお世辞にも優れているとは言えないチープ感がありますが、性能的には表示通りである点から私はかなり使えるものなのではないかなと思います。
とりあえず売っているうちは迷ったらコレを買えでよいかなと思います。
ライトトラップにおけるスペックとレビュー
今峰ライトには問題なく使えるということを前提にどう使えるのかを見ていきましょう。

まず576whの圧倒的なボリュームです。この点で他を圧倒しているといっても過言ではないです。
通常ポータブル電源は巨大なリチウムイオン型の電池であるため、この電池の過放電(バッテリーがからの状態で劣化する)を避けるために10%ぐらいが使えないようになっています。
bluetti eb3aを例にしても実際に使えるのは全体の85~90%ぐらいかなという感じでした。つまり256whでは実際には220wh程度が扱えるということです。

この電源はおよそ530whぐらいが使える領域になって来るかなという感じとなりますが、この数値はおよそ表記通り機能しているようです。これはこの安さではなかなかにすごいのではないかなと思いますね。
すなわち今峰ライトが50whの最低値の照射ならば10時間ちょっとぐらいできますし、強みとなる75whでも7時間ぐらいは照射できるようになります。

今峰氏のブログによる紫外線領域の調査では75whの出力では紫外線領域の範囲が大きく増えることが示唆されており、せっかく炊くならば75wは出したいと個人的に思っています。
それでも7時間というのはやればわかるありがたさですよコレは。

200wh台の同価格帯のポータブル電源では75wクラスの照射では3時間持たないかいつ終わってしまうんだいとハラハラするスペックになるため、この差は虫好き、オールでライトをやりたいような人には非常に大きな差になるといえます。

私が使っている感じでは使用は表記通りで、50whで1時間使うとおおよそ10%か8~9パーセント消費されるような感じです。
3時間使用して73%ぐらい残っていましたね。
このまま回数を重ねていく中での劣化具合などは使い次第更新していきたいと思いますが、かなり好感触です。

ライトトラップにおいてはポータブル電源は本体ではなく、ライトをどれぐらい使えるのか?というのがすべてであり、そのほかに安全性や防水性なんかが上がって来るかなと思います。
この電源であればゴールデンタイムに出力を上げてお目当て外の時間はちょろちょろと炊くことや深夜飛来の虫にちょろちょろ炊いて時間になったら強力に炊くといった使い方ができます。

bluetti eb3aの方では256whであるため、50wでもちょろちょろ炊いているとあっという間に終わってしまっており、例えば春のイボタガでは10時頃から強力にして彼らの時間に合わせてやろうと思っていたら15分で終了してしまうなど悲しい事故がありました。
A-PPS-WAで挑んだ初夏のシンジュサンでは19時半に点灯して12時から75wで強力に、結果シンジュサンが2匹も飛来し、そのまま炊き続けても3時半程度の時点で20%ぐらい残っていました。

炊いていて何よりライトが切れてしまったらどうしようという心理的不安がなくなるのがかなりありがたいです。
一晩中ライトが炊けるので手持無沙汰や電源が切れて終わりということがなく、時間帯によって飛来する種類が変わる鱗翅目の仲間をやるような長期戦の方には特におすすめできる電源といえますね。

ライト焚いといて飯食べて適当に見に来たり、仮眠したってライトがついていますから何かが来てくれるかもしれません(笑)
ずっとつけられるというのはそれだけで虫好き的には強みなのです。
加えて何より価格が安いのが手を出しやすい利点かなと思います。


例えばbluetti eb3aは定価で言うと32000円ぐらいします。
おおよそ2万円台のものは謎メーカーのものを除くとこれぐらいの価格がします。
A-PPS-WAも定価(小売価格?)は実は5万円台とかなのですが、安く購入できます。
現在は3万円前後ぐらいですね。
怪しい感じはしていましたが実際に入手して使ってみるとライトトラップの電源としてはこれ以上ないぐらい優秀なように感じますね。
迷ったらコレ買っとけばいい枠でよいかなと個人的には思います。
外観と機能
大きい電源となるため、重量はそれなりにあります。

およそ9kg程度の重量がありますので重さはずっしりとしています。
見た目はチープな感じがあり、プラスチックで高級感はあまりありません。
シンプルな見た目の通り扱いもシンプルであり、複雑な機能を必要としないライトトラップの用途においては無駄を削減してくれていてありがたいです。

横幅が縦27㎝なので大きめのカバンなどにギリギリはいるサイズ感をしています。
かばんに入れて持ち運べるポータブル電源としては最大の容量とサイズ感になると思われ、私も背負ってライトトラップしに行っています。
重たいですが、携帯して持っていけるという点では車がない虫好きなんかにもおすすめできるかもしれません。

車があればますます持っていきやすいというだけの話なんですけれども、背負って山登れるというのは人によってはいい点かもしれませんね。
液晶には充電の残量が%で表記され、出力も表示されます。ライトの出力を見ることができますので今峰的には助かる機能です。

充電はDCACUSB充電のソケットと意外と便利な明かりをつける機能がついています。
今峰ライト的にはDCだけあればとりあえず十分ですが、DCは2つありますし、余力があればUSBの方でフラッシュライトの充電とかも可能です。

あまり使いませんが、本質は576whとDCソケットかなと思うのでその点に関しての不満は全くありません。
ポータブル電源の欠点
問題点としては一応私も所持して日が浅いのでまだ性能については未知数であることです。

バッテリーの劣化や各種パーツの耐久性、謎の故障など安い電源がゆえに起こるリスクは未知数であるように思います。
また、DCピンジャックについてですが5521のピンジャックで接続しているとピンジャック口がそもそも浅いのかライトとの接続が切れてしまう問題が起こります。

この点はテープなどで接続したピンジャックを張り付けるようにすることで容易に解決できますが、テープなど忘れるとライトが切れてしまい不便を感じるはずです。

また、AC充電をしているプラグのプラスチックが引っ張ったら抜けそうになるなどつくりにはどこかチープさが見られます。
その点について目をつむることができれば今峰ライトの素晴らしい相棒として虫好きの夜を支えてくれるのではないかなと思います。
現状文句なしでおすすめです。
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