発酵マットの加水で事故
クワガタの産卵セットを組む際にはマットを使用する場合がありますよね。

マットを使うためには水分調整が必要な場合があり、自身でマットを広げた後に適宜加水して好みの水分量を目指す必要があります。
今回オオクワガタのマット飼育用にガス抜きとしてマットを広げて調整したものの、肝心のマット飼育の幼虫が意外とまだマットを食べておらずいったん様子見としてマットを展開し、加水しながら様子を見ていました。
そこで一時的に水分を加えすぎたことでキノコバエが大量発生してしまったのでそんな状況のレポートです。
マットの加水には気をつけましょう。
キノコバエまみれのマット
オオクワガタの飼育にはマット飼育をチョイスしたため、シイタケ栽培などの廃菌床を活用したマットを利用して現在オオクワの幼虫を育てています。

2齢からマットに移して飼育しており、昨年の12月ごろからマット飼育を開始していますが、さすがにそろそろ新しいマットに移してやるべきかなと思っていました。
ということでマットのガス抜きをして新しいマットを詰め、そこに幼虫を移していく作業を行おうとしたのです。
マット自体は4月ごろに手を付けはじめ、展開してガス抜きをしたもののオオクワ幼虫が2齢からの投入でしかも冬季の直前からのスタートということでマットが意外と食われておらず、これは移動するのには早いのではないかな?と思います。

そこで展開したマットを堅詰めしておけばよかったにもかかわらず、面倒くさいから加水しつつ維持していけばいいよねと思ったのが間違いでした。
最初は丁寧に加水していたのですが、幼虫のマットが意外と持ってしまうことが分かりました。

段々と加水が適当になり、霧吹きから水をじょばじょばと注ぎ始めるようになり、観察も2~3日に一度ぐらいとなり始めたころ合いのことです。
ある日見てみるとハエがすごいではないですか。
ハエといっても腐敗環境に出るハエの仲間ではなく菌床などに出るキノコバエの仲間です。

マット展開容器にはネットをかけているのですが、ネットをはみ出てマットを飛びかうキノコバエの仲間たち。
数百はくだらないぐらいのキノコバエマットが完成してしまいました。
キノコバエの発生要因
キノコバエの発生についてですが、おそらく水分過剰となったことによる影響かなと思います。

乾燥気味のマットではキノコバエはなかなか発生せず、マットを展開しても霧吹きで管理していて適度な湿度を維持しているときには発生しませんでした。
幼虫を管理しているボトルにおいても密閉度が高いので結露が始まり段々と湿度が上がっていってしまうものなのですが、やはり5月に入ってからはキノコバエが発生しているものもあり、気温と加湿の条件がそろうことで発生するものであると考えられます。

廃菌床のようなものにはおおよその場合キノコバエの仲間が潜んでいると考えられますが、それが出てくるかどうかには彼らの好むトリガーがあるようです。
現在はマットを乾燥気味にしていますが、キノコバエは網戸なども貫通して侵入してくるため、一時的に外部からのキノコバエの侵入が目立つ期間がありとても不快でした。
キノコバエの発生を避けるために
まずはマットの使用プランをしっかりと考えることですね。

今回はおよそマット飼育から3か月程度の期間が過ぎたので機械的に詰め替えをしようとしていましたが、冬場の3か月は幼虫の食事としては短い期間過ぎたようです。
やはり瓶内の幼虫の様子を見てマットも整えてあげる必要がありますね。
また、マットを展開したままにしておいたのが失敗でしたね。

これにより数日に一度加水しなければならないため、仕組みとして失敗でした。加水して瓶詰めしてしまえばよかったように思います。
実は試験的に小さいボトルの幼虫を入れ替えてみたのですが、マットには全然余裕がありました。

個体差もあるためすべてに当てはまるわけではありませんが、ボトル自体が比較的大きめ、(700ccぐらい)なこともあり、投入幼虫が小さかったので判別は自分でしないといけないなと思いました。
結果的にキノコバエを大量にブリードする形となりました。

皆様もマット管理においては必要んあ時に必要な形でやることをお勧めします。
そして加水しすぎるとキノコバエでえらいこっちゃとなりますのでマットを使う場合には気を付けてください。