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2026年高尾山昆虫観察記4 アオバセセリの観察とムカシトンボの最遅記録

ムカシトンボはいつまでいるのか

裏高尾の人気昆虫といえばミヤマカラスアゲハやアオバセセリ、ムカシトンボにヒラヤマコブハナカミキリなどなどの名前が挙げられますよね。

ミヤカラとアオバセセリとムカシトンボを様子見

春に現れるこうした昆虫たちはカメラも採集家も好きで訪れる方が多いはずです。

およそ4月の中旬ごろから始まるこれらの虫のシーズンには多くの虫好きが訪れますが、GWを過ぎるとあまり訪れる人も少なくなるはずです。

まあ早めに行けよという話なのですが、いつまでいるのか気になる人もいるかなと思いますので今回ムカシトンボを撮影したいというIさんとともに当地を訪れました。

暑く日も差す良条件のコンディション

訪れた日は直近の5/12日です。

天気はいいし気温もいい。水辺のトンボが気持ちよさそう。

ムカシトンボにもミヤマカラスアゲハにも遅いタイミングとなるこの時期ですが、目的はこの2種類の事情を把握することです。

それからアオバセセリやサカハチチョウ、ミヤマカワトンボやヒメクロサナエなどいくつかのトンボも見れたらいいなぁという感じです。

日差しもあり、集団吸水をしているなどの話もSNSのフォロワーさんから話を聞いていましたのでそれにも期待しつつ、何か面白いものが見れたらいいなぁと思います。

早速バス停を降りて河原のポイントを見ていきます。

謎のハムシもいる

4月末よりもトンボ類やアゲハ類も活発に飛翔しており、虫が期待できる感じがあります。

いるのはアサヒナカワトンボと思われるカワトンボ系が主体ですが、その中に翅が濃い大型のものが混じっています。

見た目にもわかるその美しい姿を網を伸ばしてネットインしてみると、その中には茶色の翅をもつあのトンボの姿が!

素晴らしく美しいカワトンボ。一瞬で好きになってしまったよ。

ミヤマカワトンボです!

ちゃんと見て見たかったんですよねこのカワトンボ。

翅の迫力が素晴らしいですね。アオハダトンボも見てみたいです。

大型で体がメタリックで、翅が美しいとてもいいトンボですね。

色が残るならばぜひとも標本にしたいぐらいの素晴らしいトンボですが、トンボの標本はやらないので写真を撮ってリリースです。

流れの上にはナガサキ、カラス、オナガ、ナミなど色々なアゲハ蝶が頻繁に通り過ぎていきます。

環境と相まってなかなかに眼福な感じです。トンボも寄ってきますしまったりできますね。

ウスバシロチョウも健在

アゲハ類の中に光沢があるものがいないか目を凝らして眺めていき、いくつもの個体を見送ります。

ウスバシロチョウも今年ようやく自分の手元に残る個体を発見

その中に白い姿をした姿のものが出現します。こんな姿のものは間違いなくあいつでしょうとネットインします。

当地ではこの時期のおなじみであるウスバシロチョウですね。遅いと5月下旬の頃でも見たことがありますが、中旬時点でも新鮮な個体が飛翔していました。

ウスバシロチョウは他エリアも含めると今シーズン3回目の遭遇ですが、2回はこちらの事情で持ち帰れないタイミングであったため、ようやくの確保となります、

1個体ほしかったので持ち帰りです。

盛りを少し過ぎたウツギを見送りながら林道に向かいます。果たしてどんな感じなんでしょうかね。

寂しい林道、虫はおなじみの顔ぶれ

林道に入るわけですが恐ろしいほど遭遇する虫が同じです。

虫は多いがいるのは同じ種類ばかり

テングチョウ、オナガ、カラス、コメツキ辺りが主体となり、トンボ類はアサヒナがほとんどです。

林道の風景も大きく変わりましたね。

前回昔が飛んでいた場所を見ますが気配はなし。

これはガクウツギ?オオカメノキは撮影してなかった

道中ではオオカメノキでしょうかよく咲いている白いお花があったのでそれを掬ってみると、トビイロカミキリやシロトラカミキリ、ホタルカミキリなどなどのカミキリムシなどが見られました。

トビイロカミキリはいいですね。

この辺は新鮮な感じがしてよかったですね。

目玉のウツギは終了しており、水辺のオタマジャクシポイントにはヤマカガシがよく来ています。

ムカシトンボがよくみられる2か所のポイントを回ってみるものの肝心のムカシトンボの姿はなし。

飛んでるアゲハもオナガばかりとめぼしいものはなく、唯一樹林に差し込む日差しのある場所でヒメクロサナエらしき樹上を好むサナエ系のトンボの姿が見られましたね。

ウツギは終わっているが、ウツギ系の何かは咲いている

まあ、ここに行けばいる2か所のポイントに姿が見えませんので今年はもう終了してしまっているのでしょう。

そんなこんなでウツギの花に来る虫を待ちつつお昼です。

前回たまごサンドが美味しかったのでたまごサンドを購入してきました。それと豆腐バーでたんぱく質を確保します。

オサムシ類もあまりいない

この時期は活動が増えるので消費カロリーが増えます。。筋トレをしているので筋肉を落とさないよう気を付けています。

昼食時に色のいいカラス?らしき蝶やトラフシジミを見送りつつ散策すると、急遽現れる摂食個体のムカシトンボの姿が見えました。

ム、ムカシトンボがいます!とIさんは念願の遭遇に喚起し、私は私的最遅記録の出会いに興奮します。

頑張って捕まえたいところである

しかしムカシトンボは高く飛びあがり摂食場所を求めて徘徊しています。

その後なぜかこちらにやってきたので捕まえてみることに。

距離があるので網を空振りし、すり抜けたムカシトンボは私の方へやってきて抜けました。

それを追いかけて網を手繰り寄せて素早く網を繰り出します。

その時です!

バキッ!!

振り感はいつも通りなのになぜか折れてしまった

!!?

柄が3継ぎ目の短いところで折れてしまいました。風に対して逆方向にしかも重力を受けて垂直方向に動かしたため負荷がかなりかかってしまったようです。

な、ナニィィィィ!とジョジョのようなリアクションをしながらIさんはムカシトンボを追いかけあそこにいますよと語りかけますが、柄の事情でムカシトンボどころではない私。

さらに支えていた手からは流血しているではないですか。柄は壊れるし、血は出るし、壊した対象はムカシトンボだしトホホという感じです。

トホホに見上げる貴重なムカシトンボの摂食。今日は運がない。

とはいえムカシトンボは網を壊した成果といいますか近場の枝先にとまり、初めて見る摂食行動を見せてくれました。

こんな日に一眼を持っておらず、証拠程度のしょうもない枝みたいな写真しか取れませんが、こんな風に食事をしていました。

ティッシュで血を抑えながら貴重なシーンを満喫します。ムカシトンボを見ながら網どうしよ(涙)と心は非常にざわついていたのでした。

まあとはいえ柄はお金を出せば買えますが、ムカシトンボとの遭遇はここを逃せばまた一年後ですからね。

亡き竿の無念果たしてくれる!と工夫して捕まえた今年ラストのムカシトンボ。

案内してその対象の撮りたい姿に出会えたという意味では私の網も壊れた甲斐があったというか壊れた意味があってよかったです。

不幸はこれで終わらず、お腹も痛くなってしまったんですよね。私は過敏性腸症候群という厄介なものがあることからなるべくトイレがない場所にはいかない民なのですが、ここはトイレがありません。

しかし過去ひどい目にあっているので下痢止めを導入していたのです。それを服用し、私は実は初めて使ったのですがその効果には驚きましたね。

(電車やバスでも一時しのぎにめちゃくちゃ使えます)

とはいえ効果は一時的なものですので林道終盤ぐらいではお腹痛い状態になりました。この場所に来るのはもう無理かもしれません。

そんな林道終盤で近場のトイレを目指しているとまたまた都合が悪くアオバセセリが出現します。

まぎれもなくクソみたいな写真である。それどころじゃないから仕方ないね。

ようやくのアオバセセリなので何とか写真一枚をとり、証拠写真を確保しましたがもはやアオバセセリどころではありませんのでもうめちゃくちゃです。

柄は壊れるわ捜索対象のアオバセセリには出会えたのにまともな写真は取れないわお腹壊すわでどっと疲れる採集となりました。ちなみにトイレは大丈夫でした。
ストッパ様様です。

この記憶に残る辛い採集が誰かの役に立てばよし

ムカシトンボはギリギリこの時期でもいるようでしたが、早めの時期に行けばふつうにみられるのでよほどの都合が合わない限りは早めに行くほうがよいです。

アオバセセリはこの後も普通に出会えそうです。ミヤマカラスはもう少し早くいくのがよいでしょう。

網を破壊し、お腹を壊し、ターゲットも撮影できない個人的にはワーストな採集として後世に語り継げそうです。

やはりトイレの無い場所に行くのは私には無理ですね。
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高尾山昆虫観察シリーズ

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前回はミヤマカラスアゲハです。こう見るとずいぶん今年は散策していますね。
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25年はイボタガからです。まとめて読めます。
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ムカシトンボは今季3回目です。