トゲフタオタマムシ3年目。今年もいく
冬季といえば探せる虫も限られてきますので毎年大体同じような虫を探すことになっています。

定番といえばキリガ、オサ堀、トゲフタオやクワガタの材採集などが挙げられるかなと思います。
冬になれば挑まねばならぬのがトゲフタオタマムシ。2年前に記録がある場所で久方ぶりに出ないかと探し失敗し、去年は記事化せず失敗。そして今年は...タイトルネタバレで成果なしです。
成果は上がっていませんが昆虫有識者の方からも教えてもらった内容から一応意識している点と出現した虫などについて紹介しておきます。
現地の状況
神奈川県においては西部エリアにてトゲフタオタマムシが確認されています。

私の訪れている場所はここ数年の記録は不明ですが10年程度前には確実に記録があった場所です。
モミはあまり多くはないのですが、周辺エリアにおいても近年の記録が確実にあり、そこに近い場所として今でも見つけられるのではないかというのが一点あります。
また、記録がしばらくない場所でまだ生息しているのかどうかを再発見するのはやはりうれしくもあり楽しくもあります。
ぜひともトゲフタオを見つけて祝杯を上げたいということでいつもの場所を訪れました。
寒さ耐性もついてきたトゲフタオ採集
2年前は極寒の採集ということで鼻水たらしながらやっていたのですが、ここ2年ほどは筋トレをしているため筋肉がついてきており、これによりトゲフタオタマムシの寒さが何とかなるレベルまで上昇しました。
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(鼻水たらしながら探していた2年前のものです)
トゲフタオタマムシはモミの木を利用しており、幼虫もモミの木に入ります。
新成虫が秋ごろに出て成虫で周辺の杉やヒノキなどの樹皮下に入り冬を越すという生態を持つため、モミの木周辺の針葉樹の樹皮をはがしていくことで見つけられる可能性があります。
時間とかは関係ないのですが、シーズン中に先行者が来てしまうと見つけられる可能性が落ちてしまうため、なるべく素早く行動していくのが好ましいですね。
樹皮をめくっていく作業
モミの木を目印にして周辺のよさそうな樹皮をめくっていきます。

基本的にはやや浮いたような樹皮をめくっていくことになりますが、およそ根元ぐらいから浮いているものはめくっていきます。
この場所は私以外来ることがない場所であるため、去年やおととしに私がめくった樹皮が残っています。
一応モミの枯れ枝が落ちており、いい太さをしていますので羽脱痕がないかも見ておきましょう。

むむむやはり怪しい楕円形のタマムシっぽい後はあるんですよね。サイズ感的にトゲフタオ説はありそうなものなのですがどうなんでしょう。
木々のよさそうなめくれを探していると、蛾が張り付いているのを見つけます。

アオバハガタヨトウでしょうか。いわゆるキリガの仲間ですが、似たようなものがいるためよくわかりません。地衣類に溶け込んでいるような色合いでとてもキレイです。
しかしめくれどもめくれどもトゲフタオの姿はありません。
いわゆる外れのヤニサシガメも出てきません。

唯一出てくるのがクサギカメムシとエサキモンキツノカメムシです。
今回の採集ではカメムシがぼちぼち出てくるだけとなってしまいました。
この地域にトゲフタオが生息しているのかどうかの謎はいまだ解き明かすことができません。
トゲフタオ考察
まずトゲフタオタマムシなのですが、落ちている太めの材にある羽脱痕がトゲフタオのものであるならば材の鮮度を見るにまだこの地域にも生息していると考えられます。

トゲフタオタマムシはモミを利用しており、そのモミが神奈川西部では植林地帯に多いからスギヒノキの樹皮から出てくると想定されます。
樹皮はスギヒノキを見たことがあるならわかると思いますが、人の手でめくれるのが低いところなだけであって木々の上部にもめくれはたくさんあることから普通に木の上部にも潜んでいる可能性が高いと思われます。

生息密度が高ければそうした低いところのめくれを見ていくことで隠れていることもあるのでしょうが、現状数年探してきて見れるめくれに潜んでいないことからも個体数はなかなか渋そうであると思われますね。
トゲフタオ自体には結局遭遇できていないので、一度有名産地などに足を運んでトゲフタオを掘り出して記事的にも写真を撮ったりしておきたいところですね。
県内では有名産地として大山や丹沢地域があります。大山ではコルリクワガタの仲間などが狙えます。
丹沢方面ではアオタマやクロタマなどの情報やオオトラなどの生息の感じを見ることなどが副産物として狙えそうな気がしますね。
どうするか悩みますが、どうにかトゲフタオに遭遇したいと思います。
気分が燃えてくれば狙いたいと思いますが、いかんせん渋い採集なので続くかは不明です。
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