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オオクワガタとヒラタクワガタのオスの違い。人気大型クワガタの顎の違いを比較。

大型黒系のオオクワとヒラタの違いとは?

真夏の昆虫採集では時に大きなクワガタが取れることがありますよね。

このクワガタはどっち?が分かるようになります

ノコギリやミヤマのように判別が簡単なものならともかく、黒いクワガタは種類も多く初心者にはややこしい存在です。

今回は黒系のクワガタの中でも特に大型となるオオクワガタとヒラタクワガタの2種類を比較していきましょう。

ヒラタクワガタとオオクワガタの顎の違い

まず結論としてヒラタクワガタとオオクワガタは顎の形状を見ることで判別することが可能です。

左がオオクワガタ。右がヒラタクワガタ。顎にある突起の位置でこの2種は見分けられる

なお、手持ちの状況からオオクワは大歯のみの比較となります。

ヒラタクワガタは本土ヒラタ(離島を除き捕まえられるもの)であるならば大あごにつく突起がかなり口のブラシ側に近いという特徴があります。

ヒラタの顎は突起がかなり頭部側にある

オオクワガタは顎全体を10とすれば7~8ぐらいの先端に近い位置についています。

オオクワガタは大型では先端8割ぐらいに突起がある

こうした顎の突起は内歯(ないし)と呼ばれ、多くのクワガタの判別に役立つポイントです。

より詳細に見ていくとヒラタクワガタの内歯は付け根側にありつつも顎に対し直角についています。

顎の違いをしっかり覚えておこう

一方でオオクワガタの顎は曲線を描くようについているという特徴があります。

ヒラタクワガタとオオクワガタの幅の違い

ヒラタクワガタとオオクワガタはどちらも厚み、幅、共にかなりあるクワガタです。

顎の形でオオクワであるとわかりますね。大人の手のひらで約60mmオーバーの個体です。

手元のヒラタが56mm,オオクワガタが62mmのものがいますが、オオクワガタの方がヒラタよりも幅、厚み共にかなり強いという印象です。

恐らく同じサイズでもオオクワ程の厚みはヒラタは出てこないのではないかと思います。

ヒラタの大型個体。顎以外はオオクワに非常に似ている感じがある。

横幅はヒラタも厚いですが、オオクワの方が厚いですね。

サイズがおよそ1cm違うので単純な比較はできないが、頭部以外では非常に似ているのが分かる

オオクワはとにかく太いという印象を受けます。

ヒラタとオオクワの性格の違い

ヒラタクワガタとオオクワガタは性格がかなり違います。

とても凶暴なヒラタクワガタ。どのサイズでも総じて気性が荒い。

臆病であるという点においては基本共通しているのですが、ヒラタはいざとなると喧嘩を仕掛けてくるのに対し、オオクワは逃走優先という感じですね。

オオクワについては個体数の分母が少ないので傾向にすぎませんが、ヒラタクワガタは多くが突いたりすると戦闘態勢に入るのでけんかっ早いのだと思います。

このあごで挟まれたらとても痛いだろう

とはいえオオクワもいざとなれば戦うようです。ヒラタに知られる雌殺しのようにオオクワにもそうした事故が起こることが知られています。

顎の太さはヒラタよりもさらに強いものとなっていますから、いざ挟まれたりするととても痛そうです。

温厚なものを怒らせるのが一番怖いというやつですね。

ヒラタやオオクワは放虫に注意が必要

ヒラタクワガタは関東圏では頑張れば見つけられます。

現在市街地に隣接する雑木林などで見つかるケースが増えている

オオクワは厳しそうな感じです。ですが、この2種ともに都市部で急に見つかることがあります。その理由が放虫ですね。

ブリードなどで手軽にカブクワが買えるようになったため、夏の間だけ購入して夏の終わりに放してしまう人がいるのですね。

SNSではヘラクレスやギラファ、知人はスジブトヒラタを捕まえていました。

夏の終わりでかわいそうだからと人のエゴを押し付けてはいけない。飼育したなら死ぬまでお世話すること。

散発的にオオクワが見つかる事例もやはり報告されており、恐らく放虫に由来すると思われる個体が見つかっています。

本土ヒラタは外国産を始め様々なヒラタと交配することができますので、形質が異なるものが見つかるのです。

オオクワにおいても関東都市部での自然下での出現はかなり厳しいものと思われますので、注意する必要がありますね。

ヒラタクワガタとオオクワガタの分布事情

私は関東圏に生息しているのであくまで東京神奈川を軸とした話になりますが、ヒラタもオオクワもどちらも少ないクワガタです。

オオクワは関東平野部ではまず見つからないと思っていい

分布的にはヒラタクワガタの方が都市部の環境に適応しており、都市部でも生態や時期を理解しておけばなんとか捕まえることが可能です。

オオクワについては自然分布ではなかなかに厳しいものとなっており、見つけたとしてもまず放虫が疑われてしまうような状況ですね。

基本的に黒系のクワガタを見つけた場合にはヒラタやオオクワではなくコクワガタが疑われます。

ヒラタは都市部でも薄いが生息している

都市部の平地で見かけた場合にはコクワガタもしくは小型のヒラタである場合がほとんどで、時折スジクワなどが混じってきます。

それらの比較記事もありますので、参考にしてみてください。また、当ブログでは夏の期間を充実させるカブクワ採集の知識も豊富にあります。ぜひ活用してくださいね。
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