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イモリは脱走する! イモリ飼育時の注意点のうち、死亡につながるものを紹介

アカハライモリ、干からびる

内容としてはだいぶ前の話になるのですがアカハライモリを偶然見つけて飼育していたことがありました。

干からびてしまったイモリ。自生ではなく放たれた個体とはいえ申し訳ない。

イモリ自体なかなか見つかることもなくかつ購入して飼育するのもイマイチ気が進まないので飼育経験がありませんでした。

いい機会だと思い経験もかねてアカハライモリの飼育に挑戦してみていたわけなのですが、なんとかごの中にいない!?

そんな馬鹿なと思いつつ周囲を見ると干からびていました。

どういうわけかイモリは脱走してしまったようです。プラスチックケースを登れるとは知らず、かわいそうなことをしてしまいましたが同じようなことを起こす人がいないように今回のケースを紹介しておきます。

アカハライモリは脱走する

ヤモリやアマガエルなど両生類の一部の種類は足に吸盤があるため、ガラス面などを登ることができることはよく知られています。

イモリ。侮るべからず。カエルのように飛ばないし、吸盤もないから完全に油断していた。

一方でイモリにそのような吸盤能力やカミキリムシの仲間に見られるような微細な毛の集合による表面張力などの特徴が無いことから脱走することは無いと仮定し蓋をしていなかったのです。



この時見落としていたのがイモリは両生類であり水のある環境で飼育しているということです。

どうやら腹部に水があることでガラス面やプラスチックの面に対して張り付くことができるらしいのです。

昼間にそうした行動が一度でも見れていれば対策が取れたものの、いきなり上ってしまったようで対策不可でした。

恐らくイモリ全般に見られる行動であると考えられますのでイモリ系を飼育されている方は注意してください。

イモリの脱走事例とケースについて

季節は11月と寒くなり始め、活性自体も落ちてくるような時期でした。

ケースを処分する前にこんなケースを登ったと報告。

いわゆる100均の虫かごに砂利を敷いて中央に石を載せていました。水は2㎝もないぐらいでわずかな量をためており、その状態で一日二日ほど様子を見て餌付けをし、問題なさそうだなと思っていたのです。
その日から二日、予定で面倒を見れなかったのですが再び見るとケースから脱走して干からびていたという形です。

対策としては蓋をすることと水槽のような上面が開いている飼育容器は使わないということでしょうか。今回のケースは高さで言えば10㎝ぐらいはあるようなものであるため、まさかこんな高さを登れるとはびっくりです。

イモリの脱走技術は何のためにあるのか

さてこれで記事が終わってしまってはつまらないものです。

側溝の落ち葉の中とか水が滴る環境とかそんな場所にいる印象

今回はこの脱走技術をイモリはどのように利用しているのかを考えていこうと思います。

まず思いつくのは岩場などの滑りやすい環境を利用する技術なのではないかという点です。イモリはご存じの方も多いかと思いますが、井戸を守るものが由来と言われています。

水辺はもちろんのこと湿度の多い環境ならば落ち葉の堆積した場所や土の上でも見つかります。

そういう場所に生えている石や岩場などはコケを始めとする蘚苔類や特有のぬめりなどで非常に滑りやすいものです。

乾燥しているのでなおさらではあるがざらついている

雨の続く日に木造デッキで滑りそうになった経験をお持ちの方は多いかとは思いますが、つるつるしていますよね。

イモリは表面張力を利用してこれらの足場を利用しているのではないでしょうか。

また、イモリの皮膚は触れてみるとザラザラしています。

これもつるつる対策になると考えられますが、加えてため池の様にすり鉢状になっているような環境からの脱出にも使われているのではないかと思われます。

次飼育することがあれば対策はしっかりとすることに。同じように飼う方も気を付けて。

ため池は事故が起こりやすい形状をしています。自然界で水がたまる場所は自然とすり鉢状になることが多く、そうした環境からの脱出に表面張力が役に立っているものと考えられます。

確かに過去の遭遇場所では四方が囲まれた小さな取水口(湧き水を誘引するような)内に見つけたことがあり、この中で生活してるのかと当時は疑問に思ったものです。

しかし実際はきっと脱出出来て自由に行き来していたんでしょうね。

いやはや脱走シーンに遭遇出来ればよかったんですが、一度は見てみたいものですね。

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