昆虫採集記も振り返る
年の瀬も迫ってきています。

せっかくブログをやっているのだから膨大なデータベースをさかのぼって記憶に残った昆虫採集を紹介し、まだそれらの虫に出会ったことのない方へ向けて情報提供ができるのではないかなと思いました。
昆虫編は執筆済みですが、虫との出会いと採集が結びつくとは限りません。
今年行ってきた最終活動の中でこれは楽しかった、よかった、思い出せるというものを紹介していきます。
真夜中の高尾山採集~日中採集へ
今年もっとも記憶に残っている採集は真夜中からの高尾山採集です。これは断トツで印象に残っていますね(笑)
夜高尾の記事は今期はやっていませんが、唯一やったのがこの真夜中採集です。

シンジュサンを狙うために活性が上がる真夜中に探しに行くというのが目的でしたが、虫仲間との集合時間は0時です(笑)
ゲンジボタルを早々に見つけ、夏の一号路をあちぃあちぃいいながら登り、中腹でライトを焚いてワイワイ。
合間に外灯でミヤマクワガタを多数見つけ、ソロではないから真夜中の高尾山の研究路を突き進む!
圧倒的な仲間との冒険感や非日常感、普通種ながらも見つかるとうれしいミヤマクワガタとの遭遇を適度に果たしつつ夜明けとともに聞こえるセミの声と鳥の声たち。

併せて蚊や謎のハエが出現し、網をかぶって仮眠をとるキャンプのような別世界の体験も記憶に新しいですね。
そしてそこから始まる日中アオタマムシ採集という過酷な戦いです。
総じて冒険感に非日常感、特別な時間というポジティブな視点とともに寝落ちとの闘い、頭が働かない疲労などポジティブネガティブ両面合わせて記憶に残りました。
後日虫仲間と遭遇してお互いにあの日の後は数日は疲労引きずったよねという部分も含めて笑ってしまうぐらい強烈に印象に残りました(笑)
虫仲間にまたやりましょうと言ってお互い具体的なプランを出さなかった辺りにこの会の採集が過酷すぎるものであったことが分かります。文句なしで今年ナンバーワンです。
トンボ仲間とマルタンヤンマ採集
こちらのマルタンヤンマ採集も記憶に残っています。
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私自身がトンボにあまり興味がなかった人間なのですが、とてもトンボに詳しい仲間とともに黄昏時に飛び回るヤンマの美麗種、マルタンヤンマを取りに行きましょうとのことで行ったものです。
まず虫仲間の知識に驚かされました。

飛ぶヤンマの飛翔での見分けや日中の止まっている個体探し、我々ミーハーとは異なるトンボとりに最適化された採集テクなどなどそれらの情報だけでも印象に残っています。
それでもやはり黄昏時の採集というのが個人的にこれぞ夏という感じがあり、あの情景が脳裏に焼き付いています。

日没の際になり色が変化する夏の空。その空を背景に上空から降りて飛び回るヤンマ類。弾丸のように突き抜けるマルタンヤンマの飛翔。その横で今のは○○、これはマルタン♂!と飛んでいるヤンマを識別していく虫仲間のY君。
情緒的な風景と情熱的な虫好きが同居している空間で、美しい風景に見惚れながらその風景にはトンボを仕分ける虫仲間の声が響いており、とても印象的に残っています。
年に一度は体感したいと思いました。
ナンバーワンの記事と比べるとポジティブな面だけで構成されているので、体験していない方には最もお勧めできますね。
日中高尾山で高尾の人気昆虫全部狙う
7月下旬の高尾山でミヤマクワガタ、ネブトクワガタ、アオタマムシ、ヨコヤマヒゲナガカミキリすべてを1度の登山で採集することを狙ったものです。
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これらの虫は単体でも取れればうれしい虫でありそれらすべてがその虫を捕るために高尾山に行く価値があるものです。
そんな虫をすべて狙いました。

実際のところミヤマとアオタマムシはシーズンであれば大体狙える虫であるためそこまで難しくはないのですが、日中のヨコヤマとネブトについては運の要素と当日に同じ虫を探している人がいるかどうかの影響も強く受けるために運の要素も絡みます。

ヨコヤマについては出現率が高い木があるためにその辺を張り込み、ネブトクワガタも虫仲間より事前に教えてもらったポイントおよび過去の発見例のある場所などのデータを頼りに実行しました。

やはり単品での採集は数多くしてきましたが全部となるとわくわく感と挑戦感が強く、同じ高尾なのに新鮮な気持ちで最終を楽しめましたね。
結果的に4種すべて捕まえることに成功しましたが、もう一度再現するのはかなり骨が折れそうな気がします。3種類なら簡単なんですけどね。
ヒラタクワガタのデータを追う~憧れのヒラタ採集~
今年はこれは外せないでしょう。ヒラタクワガタの採集です。今期だけでも全8回とかなり採集に行っています。

神奈川ではヒラタクワガタはなかなかお目にかかれないクワガタで、まじめに探していないのもありますが人生で4匹しか遭遇したことがありませんでした。
虫仲間にいろいろと教えてもらいいる場所や時期探し方などの知見を深めることで遭遇率が大幅に上昇。来期以降の再現性を高めるために温度や湿度、時間帯や時期などの要素の情報を得るためにだいぶ通いましたね。

憧れのヒラタに出会えるというのはもちろんのことサイズを競ったりメスを見つけたり、掘り出しの技術を磨いたり装備を整えたりととにかくこれまでのクワガタ採集とは異なるヒラタの魅力にはまってしまいましたね。
今期の最高は56㎜。遭遇個体数は60に行かないぐらいだと思います。
ポイントをめぐって得られた知見を活かしてそれを再現していくことが来年以降の課題となりますが、採集ではなくここにもヒラタはいたというような視点で開拓できればなと思っています。



これに加えてアオマダラタマムシやムカシトンボ、イボタガなどが続きます。
これらの採集記ももちろん記憶に残る素晴らしいものとなりますが、いかんせん仲間に教えてもらったものであり、教えてもらった後に自分自身での再現をしていないため少し趣旨とはずれるかなと思い今回のものでは自分が中心となって行動したものからチョイスしました。
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