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恐怖のセミ爆弾やセミファイナル。対策は簡単なのに現代人の被害が止まらないわけの考察

虫嫌い最大の恐怖、ひっくり返ったセミ

夏の虫嫌いの一大イベント、ひっくり返ったセミ祭り。

虫がダメな人がおおよそ遭遇する最大サイズの虫がセミ

虫を見たくもない人に取っては恐怖のイベントですよね。

虫への苦手意識は虫を知らないから起こることです。と理屈でいわれても嫌いなものは嫌いというのが人の心理です。

そこで今回はひっくり返ったセミが暴れるセミファイナルをテーマにセミというものへの理解となぜセミファイナルで恐怖する人はなくならないのかを考察していきます。

セミってどんな生き物?

セミは昆虫の仲間の中でもカメムシ目セミ科に所属する虫の1種です。

なかなかに美しい造形なのですが、虫嫌いには関係ない

良く植物に止まっていますが、カメムシと同様に鋭いストロー状の口吻(こうふん)を用いて植物の樹液を吸っています。

そのため生きたセミを手に乗せたりすると口で刺されることがあります。

身近なセミはおよそニイニイゼミ、アブラゼミ、ミンミンゼミ、ヒグラシ、ツクツクボウシの5種類に代表されます。
姿はこのような感じなので覚えておきましょう、

セミの怖さとは

セミの怖さですが、実はセミには多くの人が嫌う嫌な虫の要素が詰まっています。

セミは大きな声で鳴いている。夏の代名詞であるが、声は聞こえるが姿はあまり目にしない存在

まず声が大きいことです。誰しも大きい声を出されたらびっくりしますよね。

そして止まった状態から暴れたりトップスピードで移動することです。

これはゴキブリやアシダカグモのような生き物を例にとっても分かります。

さらに刺すことですね。口吻を利用して指を木と勘違いしたセミが差すことがあります。

木にとまって食事をするセミ。口はとても鋭い。

ハチや噛む虫と同様に害をなすものは嫌われます。

とどめに大型種で遭遇の機会が多いことです。セミはマンションの廊下など身近な環境に出現します。

カマドウマやムカデ、ゴキブリやクモなどが家に出ると不快なように、生活圏に出る虫というのは嫌われます。

こうした要素を含めるとセミが恐れられるのは他の不快害虫とおおよそ変わらない要因であることが分かりますね。


セミファイナルが起きる理由

ひっくり返ったセミが暴れ出すセミファイナルやセミ爆弾という現象ですが、これは虫が苦手だから起こる現象と言えます。

本質は虫が苦手すぎて姿を見れないところにあるのではないか

よく目にするセミの状態を見れば生きているか死んでいるかを判別できるのに対し、そうした見るのも嫌だからという苦手意識から跳ね上がるような驚きの体験をしてしまうというものです。

セミファイナル自体はよく起きてしまいます。これはセミを始めとした昆虫の体のつくりによるものです。

例えば甲虫が代表的なのですが、甲虫は体高があるので重心が高くひっくり返りやすくなっています。

飛んできたセミは物にぶつかりつかまろうとするのですがマンションを始めとした壁は捕まりにくいのでそのまま落ちてしまうのです。

セミの体は重たくひっくり返りやすい

ジャムを塗ったパンがジャムの面から落ちるように、iphoneが液晶の側から落ちるように、体高が高いセミはひっくり返ってしまい起き上がれなくなるのです。

そして生きた状態からやがて起き上がれずに死んでしまいます。この過程のどこかで我々はセミに遭遇し、驚いたり通り過ぎたりするわけです。

セミが暴れるわけ

セミからすると人間は大型の捕食者です。

翅が開くようにセミを持つと扇風機のような風が来る

ワンちゃんが威嚇して来たり、クモの巣にかかった虫が暴れるのと理由は同じです。セミも食べられず子孫を残すために何とか生きようとします。

その手段が暴れることなのですね。暴れてびっくりさせれば敵は逃げるかもしれません。最後の防衛手段が暴れて起き上がり逃げることです。


死んだセミと生きたセミ

ここまででセミファイナルの下地がどのようにしてできるかを紹介しました。

ここからは死んだセミと生きたセミの有名な見分け方を紹介していきます。

代表的なものが足ですね。

これは足が欠けているのでちょっとわかりにくいかもしれません。

死んだ昆虫の足というのは昆虫標本をつくると分かりますが、体の中心に縮こまったようにまとまります。

これは明確な死んだサインであり、擬死をする虫の中にはここまで真似するような見事なものもいます。

一方でセミはそこまで見事なことはできません。ひっくり返ったセミは足を広げるようにしてちょうど赤ちゃんが抱っこするような姿でひっくり返っています。

上から見ても足が縮んでいるとわかる。折りたたまれているため。

つまるところ判別というのは非常に簡単なんですね。知っていれば間違えようがないものですので、セミファイナル自体は何も恐れる必要はありません。

これも死んでいるが足は上から見えない

問題は現代人が虫にあまりにも慣れていなさすぎるということです。

セミファイナルに対してはそもそもセミを見たくないというようなケースがかなり多いようです。

物事の本質は観察とそこからの知見です。それを放棄しては想定外の結果に遭遇するのは必然と言えます。

つまり優先順位の問題ですね。

生きている場合のセミの足。ひっくり返ってもこのように外に向いている。

セミファイナルに本当に遭遇したくない、びっくりするのを避けたいという気持ちと、セミの姿を見たくないという気持ちが天秤に乗っていて姿を見たくない気持ちが勝っている訳です。

セミについてしょっぱなから対策することを放棄してしまっているわけですから、そりゃあセミファイナルは避けられないわけです。いうならば蛇口の線を〆ずに途中のホースをどうにかしようとしている訳です。

対策は蛇口の元栓を占めること。

つまりこの場合セミの状態を確認することです。

この記事でセミの写真に見慣れましょう。

それができれば100%見分けられますからね。

ちなみに私は死んでいても生きていても拾います。

死んでいるならばせめて土の上に、生きているなら起こしてあげないと死んでしまうからです。

拾う時点で死んでいるか生きているかは分かっています。

セミにびっくりする生き物好き

ここまでセミファイナルを謎に考察してきましたが、セミというのは慣れていても驚くものです。

セミを手づかみしようとして逃げたセミが、自分に向ってきたりするとびっくりする

静かなものが急に暴れたらそれは驚きますよね。ホラー映画の静寂で大きな音が出た時と同じです。

生きているセミを拾おうとしたら羽ばたいてこちらに向かってきたりすれば生き物好きでも驚きます(笑)

であるならば最初からこのセミは暴れるかもしれないという結果を予想しておくことが一番効果的なのかもしれません。

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