蓼食う虫も好き好き

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インセクトフェア、インセクトフェスティバル、インセクトFanなどに初めて参加する方に向けた注意点や持ち物など。初めての昆虫標本即売会体験。

昆虫標本のイベントへの参加を考える方へ

インセクトフェアやフェスティバル、Fanを始め、大規模な昆虫標本即売会が関東でも年に数回開かれます。

虫好き歓喜のとても楽しいイベント

国産外国産問わず様々な虫の標本を観察でき、お金を払えば購入することもできる虫好きにはたまらないイベントですが、イベントはどのくらいの虫好きを対象にしているの?気を付けることは?持ち物は?どうやって買えばいいの?など疑問があるかと思います。

そこで今回は昆虫標本即売会に初めて参加する方へ向けて疑問を解決していきます。

3種の巨大標本即売会について

昆虫標本即売会には大きく3種類があります。

関東では毎年秋分の日に行われるインセクトフェア。3月に行われるインセクトフェスティバル。今年から分割され、11月と12月のインセクトFanです。

実はこれ以外にもインセクトポートや昆虫awake、虫広場などなど小規模な標本のイベントもあります。今回は大きな3種を例にして紹介していきます。

インセクトフェアについて

インセクトフェアは大手町サンケイビルで秋分の日に開催される世界最大規模の昆虫標本即売会です。

会場は大混雑

最寄り駅は大手町(千代田線、半蔵門線、丸ノ内線など)であり、アクセスも良好です。

最大の特徴は100以上の出店数であり、昆虫標本イベントとしては価格競争も激しいからか最も安く昆虫標本を探せます。(お目当ての種にもよります。)

規模が大きい分来場者も非常に多く、10時の開場時点で待機節には目測800人ぐらい?(もっといるかも)は並んでいます。

会場内は午前中は満員電車と同じレベル、午後からは空いてきます。

初訪問でお目当てが無い方は午後からゆったり回るのがおすすめですね。楽しいです。

インセクトフェスティバルについて

インセクトフェスティバルは3月に浜松町の産業貿易センターで行われる大規模の昆虫標本即売会です。

最寄り駅は浜松町です。アクセスは良好です。

規模感としてはインセクトフェアの半分ぐらいという感じですが、出店数もとても多くなかなかに楽しめます。

価格競争はそこまで激しくないのでお目当ての虫はインセクトフェアに比べると高めな場合が多く、私のお目当てでいうとフェアの2倍から1.2倍ぐらいですかね。会場は混みますがインセクトフェアに比べると快適に感じられます。

会場自体のスペースが広いため、もちろん混んでいるのですが通路などは移動しやすいです。

入場待ちなどもあまりなく、スムーズに入れますのでまだ慣れていない方にもおすすめできますね。

訪問する場合には開場から言ってもフェアのようにものすごい列ができることはありません。楽しいです。

インセクトFanについて

インセクトFanは今期から一般販売者の11月部門とプロ部門の12月に分かれました。

11月は有楽町駅が最寄り駅となります。まだ行ったことが無いので今年訪れてからこの部分は書きます。

標本即売会の疑問や注意点について

共通して注意すべきことについて紹介します。

来場時間に注意する(フェア)

インセクトフェアは非常に込みます。

フェアもフェスも会場は満員電車です

サンケイプラザ前には広場がありますが、会場時にはこの広場が人ですべて埋まるぐらいの待機列ができ、そこから12時ごろまで列が絶えることなく続きます。

私は11時ごろに来た時と、9時前に来た2回の経験がありますが11時時点では列は9時のものと同じぐらいでした。

9時ごろに付いたものは広場に3列程度既に列ができており、ここから会場までに広場が満員となります。

お目当ての虫がいるなら早めに行くべき。空気感を味わうならばお昼頃からが良し

いつ行くのがいいのか?という点については掘り出し物やお目当てを探したいならば9時以前に来た方がよく、お目当てなどが無く昆虫標本即売会を味わってみたいならば12時以降に来ると入場はスムーズです。

会場は13時ごろまで常に満員電車のような密度がありますので人混みが苦手な方は気を付けましょう。

フェスの方は入場は午前中でもスムーズですが、会場はそれなりに混みます。

相場感について

初訪問の現地で悩むのが、昆虫標本の相場が分からないということです。

お値段の判別は難しいところ。これについてはイベントで興味のある虫の相場を知るしかない。

また、虫に詳しくないとその虫の価値が分からないということになります。

相場感については色々な標本イベントに行って確かめ、自分で学ぶしかないというのが答えなのですが、インセクトフェア自体は他のイベントに比べてもかなり安い場合が多いのでそのことは頭に入れておきましょう。

相場感が分からない場合に参考にしたいのは、その出展者の標本箱のものが売れているかどうか?です。

欲しい人には安いもの、明らかに掘り出し物で安いもの、状態がどうかなど人によりその虫の価値は変わるもの

イベントには、イベント時だけ出店している方とお店などを持っており、自分のお店でも標本を出している方がいます。

前者ほど安く、後者程高い傾向があります。例としてイボタガを上げるとイベントでは1000円の完品がありましたが常設のむし社では3000円程します。

もちろん全部が全部安いわけではないので、購入したら実はほかに安い店があったという場合も多々あります。

ただ、安いお店は箱内のものが摘ままれているケースはかなり多いですね。

ツシマカブリモドキ。フェスの相場では2000円。出店が多いフェアでは1500円以下なら即決すると決めていた。

自分の中でこの価格なら買ってもいい、購入するというラインを決めておくことで、後悔することなく購入することができるはずです。

お目当てをある程度決めておく

この虫を購入したい、この虫のカテゴリーを探したいというようななんとなくでもお目当てを設定しておくことをお勧めします。

私は標本はオサムシを集めているので、オサムシ目当てに早くいく

イベントでは出店数が多いので目標を定めて行動していかないと見逃してしまうということがかなりおきます。

自分の興味があるカテゴリーを決めておけばイベントに参加するごとに相場感も分かるようになっていきます。

もちろん目について魅力的な虫との遭遇を楽しむのもこのイベントの醍醐味と言えますので、ふんわりと定めておくだけでもいいです。

メガネトリバネアゲハやモルフォ蝶なども人気なので結構売れてしまう

キラキラした虫、大きなちょうちょ、綺麗な蛾、外国のクワガタなどなど広くていいですよ。

購入方法について

お目当ての標本を見つけたら価格が書いてあります。

相手の箱から自前の容器に移すのが標本即売会の独特な売買

お店の方にこれが欲しいですという意思を伝えて、箱を開けてもらい、自分で虫の刺さった針を引き抜いて虫を自前の箱に移します。

その後お金を払うケースが多いです。逆にこれとこれとこれくださいと伝えてお金を先に払い、虫をとるという場合もあります。

共通しているのは、相手の箱から自分の箱に移す必要があるというところです。

標本即売会特有のルールですが、特別なイベント感があり私は気に入っています。

標本を持ち帰る箱を持参する

イベント会場では標本箱も販売しています。

こうしたケースでもよい。安価にやるなら100円ショップのタッパーの底に針が刺さるものを固定する

ただいい感じのサイズや素材のものがあるかと言われると運の要素が大きく、場合によってはお高い箱を買わないといけないことになります。

それを避けるためにも箱は持参しましょう。

100円ショップの密閉できるタッパーを利用するのがおすすめです。これの底に発泡スチロールなどの針が刺さる素材を敷き、底材を固定します。

容器は念のため大きいものなども忍ばせておきましょう。不意に欲しい大型標本が見つかるかも。

お手元に針があればいくつか事前に刺しておきましょう。大きな虫の場合には虫体が回転して破損してしまう恐れがあります。

それを止めるため、虫体を固定するピンの代わりに使います。

また、標本は必ずしも針で止まっているとは限りません。針を刺さず、仮でパッキングされたものも多くあります。

そうしたものをまとめて持ち運べるタッパーも用意しておくといいです。当然ですが、針刺しの標本とパッキングは同じ箱に入れてはいけませんよ。

持ち込みカバンに注意する

持ち込みのかばんはリュックを避けるようにするのが無難です。

会場は満員電車です。扱うものも壊れやすいものなのでリュックはやめましょう。

並べられている箱には壊れやすい標本が詰まっています。リュックのひもなどで破壊してしまったり、満員電車のような混雑でスペースを取るのは非常に迷惑となります。

リュックで行くなら背負わずに手でぶら下げるようにして回るようにしましょう。

手提げかばんが無難で良いと思いますよ。


お金は細かく、多めに持つ

お金については当初の予定よりも多めに持っていくことをお勧めします。

虫はピンキリ。ただし、万を超えるようなものはよほど狙っていないといないので大金を持って行かない。

思わぬ掘り出し物に遭遇したり、これ欲しいなぁと思うような昆虫にばったりと出くわしたり、会場ならではの激安生体などに出会う可能性が十分にあるからです。特にカブクワの生体目当ての場合には多めの方がいいと思いますね。

お金は1000円札を中心に細かく持っていくのが良いですね。万札などはお高い購入での支払いならばいいでしょうけれども基本割けた方がよいかと思います。

飲料や軽食は持参する

会場により異なるのですが、インセクトフェアでは基本人が多すぎるので自動販売機なども売り切れてしまいます。

夏の会場は涼しいですが、冬の会場は汗をかくほど暑いことが多い。

自前で持っていく方が良いですね。フェアには会場に軽食ができる場所が殆どありません。(ビル内にカフェがある)なので基本的には持ち込みをして休憩スペースなどで食べるのがいいと思います。

お腹はすきますので、持っていきましょう。

フェスティバルの方の会場は建物内に飲食店も多くコンビニもあります。

服装は調節できるものが良い

開催時期のイベントに応じて服装を調整できるようにしておきましょう。

人の熱気と自身の興奮で暑く成りがち

フェアの方はまだ暑い時期なので服装は涼しげな方が多いと思います。

フェスの方は3月開催なので厚着をしてしまうのですが、会場は暖房込みでかなり熱いです。

フェスの会場には立派な個室の多いトイレもありますので、温度調節をしやすい服装をしていくのがおすすめです。

ヒートテックとかだとフェスの会場では暑いです。


というような感じですかね。

購入について悩む場合が意外と多いかと思いますが、自分がこの値段なら買ってもいいと決めたならその値のものは買った方がいいと思います。

特にフェアでは安い場合が多く、向こう一年同じ価格では遭遇できない場合が多いです。

相場感の例を一つ紹介

例えば私のメガネトリバネアゲハを例とすると2024年のインセクトフェアは初訪問で相場が分からず、綺麗だなーとスルー。

3月のフェスでメガネトリバネを探すもお目当てのアカやアオメガネは4000や5000~という感じ。他の標本販売もイベントとは別に見に行くがペアで安くても6000円ぐらい。

結局2025年のフェアでアカメガネを2500円で購入。という感じです。

この一年で見たアカメガネの相場は最安が3000,上で1万円位でした。というようにものが分かればフェアは安い場合が多いです。迷って買わずに終わると後悔する可能性はとても高いです。

本当に欲しいものは、様子見をして戻って来たら無い可能性もありますので、迷ったら買うことをお勧めします。

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2025年のインセクトフェア。会場でニコニコしてしまうぐらい楽しんできました。
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フェスティバル編です。規模はフェアには劣りますが、楽しいですよ。
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去年のフェアです。初参戦してきたものですね。