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ヒラタクワガタ採集記。60mmの巨大ヒラタを目指して。①

巨大ヒラタのロマンを求めて

前回の記事で大型ヒラタクワガタを採集し、結果的に測定してみれば56mmのかなり大きな個体でした。

前回捕まえたジャンボヒラタ。1mm事に大きさが大きく違うヒラタに魅了されている。

正直これ以上のサイズを求めるのはかなり交通代も労力も時間もかかってしまいますし、ブログ的にも目新しいネタにならない(今季ヒラタだけで何記事書くんだよという葛藤)という問題こそありますが、ヒラタクワガタ採集自体が不思議と癖になる楽しさというかヒラタ欲というか不思議な魅力があるのです。

そこで過酷な道にも関わらず60mmの巨大ヒラタドリームを求めてヒラタ採集へ繰り出してきました。

巨大ヒラタを求めて

60mmの壁はかなり高いと感じていますが、前回56mmを取れたことに加え、このよく訪れているエリアは最近のアベレージが高く行けるのではないかという期待が持てます。

マメピカ連発であればジャンボ個体を探していないが、最近大きめな個体に出会えているので期待がある。

今回も出現サイズに期待しつつ、エリアの新規開拓も行っていきます。

暑い日が続いているので、日が傾き始める頃から活動を開始しそのまま既存ポイントも回って行こうと思います。

新規開拓ポイントでは意外と場所が良いものの発生材となる木が少なく、その痕跡もないことから意外とヒラタは見込めないのかなと思いますね。

2匹目のヒラタ。小さいがその日最初の数匹のヒラタは嬉しいもの。

その後移動してポイントを見ていくとヒラタが2匹。

測っていないものの多分48mmぐらい

一匹は50に届くかどうかぐらいのサイズ感でもう1匹は35mmぐらいのサイズ感です。

日中でも見る場所を抑えておけば個体には遭遇できますね。

日没後に探すヒラタ

日が落ちる前ぐらいから本格的に気合を入れて探していきます。

見る場所の都合でスズメバチへの注意が疎かになり、危ないかも

6月も下旬に入る頃合いとなると、スズメバチのワーカーが増えて起きており、日没前の採集はなかなか難しくなりそうですね。

というのもヒラタ採集は遠目から木をみるというより木にぐっと近づくため、単純に危ないんですよね。

今後は日没際に活動開始でもいいぐらいかもしれません。

早速ヒラタを探していきます。

なかなかないタイプの樹液。おしりが出ていた。

これまで外れていたエリアに新しい樹液が出ており、ダラダラと地面にいい樹液が堆積しているグジュグジュの堆積物からお尻が突き出ているのを発見し、掻き出し棒でひっかき出すと?

おお?少し大きめな個体が出てきました。サイズは測ると50mmジャスト。幸先のいいスタートです。

50mmジャスト。悪くない個体。

前回56mmを抜いたウロには何もなし。その代わりエリアにはヒラタが結構多く見つかりました。

このメスはノコギリ。

およそ40mmちょいのヒラタ。

ヒラタのメス祭り

メスのヒラタ。だいぶ大きなメスのヒラタ。

これは大きかった。やはり材がいいのか。

大きなメスのヒラタ。

別のエリアにてメスのヒラタ。グジュグジュの樹液にまみれていますね。

40mm台での感動が薄れてきた

その後にも40mmちょいのヒラタを見つけます。

取り逃がしていたマメピカくん

地際のウロに今日初のマメピカを見つけて最後に見つけたのが今日一番とも言える巨大なメスです。

このメスは大きかった。コクワではまあいないサイズ。

この日は計13匹のヒラタ(一部撮影してないのがいます)に遭遇し、50mmが最大で2匹。そしてメスがここ1ヶ月で最も見られる日となりました。

ヒラタももしかするとオスがまず発生し、メスが遅れて出てくるのかもしれませんね。

ヒラタのメスにここまで遭遇できるとは思いませんでした。

大きなヒラタを探すうえで

今回のヒラタ採集はサイズこそあまり奮いませんでしたが、やはりエリアの一部についてはアベレージが高い場所があるなというふうに感じます。

ヒラタを教えてくれた虫仲間もエリアの他クワガタのサイズを見ることを進めてくれていた

ヒラタのメスで30mm以上が連発したエリアは56mmが取れたエリアであり、このエリアは以前も大型が見つかっていることから良質な発生材があると考えられます。

通い続ければ大型にも遭遇できる可能性は十分にあるかと思うので、諦めずに探していきたいですね。

やはりヒラタ採集はかなり面白いです。

飼育もしているんですが、個人的にヒラタクワガタという虫が好きなのかもしれません。
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クワガタ採集全般についてはこのまとめ記事がおすすめです。

ヒラタクワガタ採集関連記事

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前回はこの記事です。56mmの個体に遭遇できた記事になります。
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今季ヒラタ採集の最初はこの記事です。憧れのヒラタに遭遇でき、ハマるきっかけとなったものです。
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飼育についてはこの記事がおすすめです。

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ヒラタを探す上では生態的な部分の理解が不可欠です。