インセクトフェスティバルへgo

秋のインセクトフェアが非常に面白かったので似たようなイベントがないかと情報を探していたら、インセクトフェスティバルなるものが春にあることを発見したので楽しみにしていました。
実際に行ってきたので当日のワクワク感をお伝えし、虫好きの方には今後是非足を運んでほしいとのお話をします。
会場の写真などはありません。
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(秋のものはこちら)
いざ浜松町へ、会場で楽しんだ

会場は貿易センターなるものでソフトバンクなどが入っている建物でした。
東京のオフィスという感じで非常に綺麗で驚きましたね。(写真なくてごめんなさい)
インセクトフェスティバル会場は規模感的にはインセクトフェアの半分くらいでしょうか?
思ったよりも規模は大きめで良かったです。

今回のお目当てですが、よさげな価格のメガネトリバネアゲハ類があればそれと、最近はオサムシ類が個人的にホットなので北海道のオオルリオサムシ、コルベキンオサムシ辺りのキラキラ系、マイマイカブリ類が欲しいなという感じです。
同行の友人はカマキリを探していました。
メガネトリバネアゲハを探していくわけですが、到着が11時頃だったので良さげなものは殆どなくなっていました。いやぁ人気があっていいですね。
アカメガネが3000円で売られていたのですが、直前で買われてしまい、4000のものを迷ってスルーし、後々見に来たらなくなっていました。

やはり昆虫標本の会場では迷ったら買っておくのが正解ですね。2回目なのでまだまだその判断が甘いです。
メガネトリバネアゲハはお高いものしか残っていなかったのですが、せっかくそれように標本箱を持ってきたのでなにか大型の蝶がほしいところです。
なのでペアで売っていたアカエリトリバネアゲハを購入しました。予定では買うつもりはなかったのですが、オスはもちろんきれいでメスも結構きれいなんですよね。いい買い物だったと思います。

ただ、いま思い返すとメガネトリバネの♂はなにか買っておけばよかったかなぁと思いましたね。少なくとも半年は手元にないわけです(涙)
とりあえずアカエリを単品の標本箱か何かに入れてインテリアみたいに飾ってみようかなと思います。
さて今個人的に熱いオサムシ系を探していきます。

お目当ては北海道にのみ生息するオオルリオサムシとコルベキンオサムシ、それらの亜種です。
が、相場感は一切不明です。とりあえず採集記などを読んで採集の大変さは理解したので後は感覚で選びたいですね。
オサムシ系はあまり多くはなく、出している数店舗が大量に扱っているという感じでした。故にのんびり見ていたためにおおよそいいところはすでに売れてしまっていました。

やはりこうした買う人が買うものの人気は強いですね。
それでもなんとかいくつかの個体を購入しました。北海道に拠点を構えるお店らしいのですが、オサムシ系を結構扱っており、自然と目が吸い込まれてしまいました。
標本箱に入っているとこれらのキラキラ系のオサムシは非常に魅力的に見えますね。

私は現状いいな~と思っている程度で、今後の昆虫標本即売会でマイコレクションとして集めていく対象を探しているんですが、候補がカタゾウムシ、ホウセキゾウムシ。オオルリオサムシなどのオサムシ系のどれかなんですよね。
そのため、今回はその様子見として何点か買うことにしました。

購入したのは手頃な色合いや触覚がけなどの訳あり品、残っていたものの中で手頃なものあたりとなりましたが、それでもかなりキレイで満足しています。
オオルリオサムシの千歳個体群とのことです。
このお店にはニセコ型などの美麗種もありましたが、お値段もやはり採集の大変さもあってそれなりにします。
結局悩んでコルベらしい青と黄緑のものを見送ってしまったのですが、執筆時点でなんで買わなかったんだと大変後悔していますので、やはり悩んだら買いですね。
とりあえず今回のオサムシは興味のきっかけとしては非常に良いものとなったので、秋にはオサムシ類の知識を深めて亜種コンプのつもりで挑みたいと思います。
オサムシを探しつつつまんでいたのがマイマイカブリです。

今回は東北北部のキタマイマイカブリ、南部のコアオマイマイカブリ、関東北部のヒメマイマイを選びました。色はそれぞれ赤、紫、青です。
マイマイも熱いですね。キタカブリでも色の変異が多く、一匹あたりの単価もお求めやすいです。

標本箱に並べると見栄えがとても良かったので、こちらも秋までに亜種を含めてよく調べておいてコレクションを増やしていきたいです。
次回は気が変わっていなければオサムシ科をたくさん購入したいと思います。
今回印象的だったこと
今回一番印象に残ったのは眼の前で買われたアカメガネトリバネアゲハですね。

これは驚いたの意味合いが大きいです。実はこれを選んでいたのが少年なんですよね。
アカメガネは今回のイベントでは3000~9000ぐらいの出品という感じでしたが、3000は間違いなく破格でした。
状態もきれいに見えたので少年が買ってなければ私が買っていましたが、その少年のそれを見つけてお父さんに電話しているときの嬉しそうなことと行ったら、まるで山中で追い求めていたあの虫を見つけたときのようなキラキラ感があり良かったですね。

その光景に3000円くらいの価値があったかも知れません。老若男女問わず虫を目の前にしている方たちは楽しそうでいいですよね。そうした刺激をもらえるという意味でも行く意味があるなと感じます。
あとはwebで勝手に親しみを覚えているルリハムシ教室のコーナーで店主の方と軽くお話できたのが嬉しかったです。

マイマイカブリやオオセンチコガネの緑を購入させていただきました。
時期的にも今シーズンの採集が始まる頃合いなので、いいエナジーチャージになりましたね。
春秋ともに興味のある方は一度足を運んでみることをおすすめします。私から言えることは迷うなら買えです。 コルベキンオサムシの残影に悩まされる半年となりそうです。
ラーメン食べて帰る
会場に3時間ほど滞在したわけですが、出ると疲れます。何か食べようということでラーメンの良さげな店に行くことに。

会場近くにある炭火焼中華そば奥倫道というところに行ったんですが、この店がとても良かったです。
会場が変わらなければ毎年の楽しみにしたいと思います。
何が面白いかというとベースとなる白湯に食券購入時にサバ、アジ、イワシ、など10種類ぐらいの味を選べるのですが、選んだものを炭で炙ったものをペーストしてスープにいれるそうです。

私はサバを選んで焼いたサバの皮目のような香ばしい魚の香りが味わえる1杯となりましたが、茸を選んだ友人はキノコポタージュのような味わいと行っていました.。
ラーメンは結構食べていますが、初めての味だったので、フェスに行ってラーメンが好きという方は検討してみてください。
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インセクトフェア編はこの記事です。規模感と人数は3倍くらい違うかも知れません。フェスティバルの感覚で行くと危険ですが、その分お店も多いのでインフェクトフェスティバルが楽しめた人は確実に楽しめます。待ち遠しいですね。
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