身近な野鳥を知りたい

野鳥に興味を持ち始めたけれども、いい図鑑を購入する程の熱意は無いものの、仲間内でお話についていくくらいの知識は付けたいという方も多いかと思います。
植物や昆虫に深い興味があるものの、鳥も少し知っておきたいという場合もありますよね。
そんな方にお勧めしたいのが身近な鳥を分かりやすくまとめたこの図鑑です。
こんな人にお勧め
・鳥に少し興味が沸いた人
・バードウォッチングをやったら意外と楽しかった人
・身近な鳥を知ってみたいと思った人
買った理由
野鳥図鑑に山渓ハンディという高価なものがあるのは知っていたものの、鳥にそこまで興味がなく、知識として少し知っておきたいと考えて購入しました。
写真の大きさで見分けはしやすく雌雄の説明も写真で掲載されておりいます。
説明も端的で難しすぎないので入門向けだと思います。
ここがおススメ
身近な鳥が十分にわかる
身近に生息している鳥が、本のタイトルの通り各種パッと大きく乗った写真で分かるようになっています。

雌雄ともに比較的大きいので違いが十分に分かる他、写真に対しコメントを載せるような形をとっているのでこの鳥はここを見れば分かるというのが視覚的に理解しやすいです。
携帯性に優れる
コンパクトで軽いこの図鑑は、持ち運んで見つけた鳥をその場で確認するのに優れています。

図鑑の仕様にはその場で調べるものと後々詳細を確認するものなどの用途がありますが、この本はその場で調べる向きです。
掲載種数は324種で約半分
鳥全体の約半分を占める324種が載っています。網羅率でいえば50%ですが、よく見かける鳥が掲載されているので目にする鳥の掲載率は高いと言えます。
お手頃価格
身近な鳥がおおよそ分かるようになり、写真も比較的分かりやすい図鑑です。
1種に対し写真が1~3枚は載っているため、値段に対する満足感は高いと言えます。
入門及び鳥のきっかけとして最適
お手頃で身近な鳥が分かるようになるため、日常の中で鳥を探す楽しみが増えます。

山地や高山性のものを除き鳥仲間との会話にも困らない程度の知識が付けられます。
鳴き声も分かる
ページ内のQRを読み酷ことで鳥の声が聞けます。この値段で304種の鳥の声が聞こえるため、かなりお得と言えます。
翅の色やサイズで検索できる
種が分からない場合には色や大きさから検索できる索引があります。

色は正直おまけ程度ですが、サイズでの検索は初心者には分かりやすいはずです。
ここがイマイチ
網羅性は低い
掲載種数は全体の約半分なので都市部以外のエリアに住んでいる場合には見落とす種類が増えます。

掲載していない種類を一生懸命に探すことになり、結局載ってないじゃんとなる可能性があります。
出現環境や生活圏のイメージはわきにくい
鳥単体が拡大された写真が多いので、その鳥が実際にいる環境や風景というのはイマイチ分かりにくいです。
欠点らしい欠点もあまりない野鳥を始めてみるならこれを買っておけと言える図鑑です。
これを買ってさらに鳥を知りたくなったならば山渓のハンディ図鑑と併用することでほとんどの野鳥を理解することができるようになるはずです。
鳥のおすすめ書籍
pljbnature.com
全633種の内520種を掲載し、更に1種に対しておよそ5~9枚を使用。雌雄の違い、幼鳥成鳥の違い、夏冬の違いなどなど鳥の理解に大きく貢献する図鑑です。更に鳥にはまれそうならばおすすめします。